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災害発生[ 耐える ]
地震発生時に一番大切なことは、命を守ること。
住まいであれば、家自体が災害の巨大エネルギーに”耐える”ことが重要です。そのため、ハウスメーカーはより強靭な住まいの開発に向け日々実験・研究を行っています。強固な構造
家選びネットへ掲載のメーカーは大規模な実験施設で研究を繰り返し、性能の高い構造をつくり出しています。そのため、基本的に耐震等級最高レベル3の物件を販売しています。
また地震だけでなく、火災や風害など様々な災害も想定し、壁や屋根なども強固なつくりになっています。繰り返し地震にも耐える
2016年の熊本地震では、本震と思われていた揺れが実は前震で、その後震度6や7の大きな揺れが繰り返し発生しました。
そのためメーカー独自の基準を設け、大きな揺れだけでなく、繰り返し地震にも耐える研究も進めています。工場生産の強み
工場生産の素材は、風雨に晒されない・機械生産の工程があることなどから、納期が早いだけでなく安定した高品質の資材を出荷することができます。
備え付け家具
食器棚など既に備え付けられた家具は、地震の揺れによる転倒を防ぎます。
もしも メモ1
近年、避難中に車内で過ごしエコノミークラス症候群を発症するケースが報告されています。
災害時における生活空間の確保は、重要な要素となります。 -
発生から約3日間[ 凌ぐ ]
地震の発生後には、水道・ガス・電気といったライフラインの断絶や、道路が寸断され流通が麻痺する可能性もあります。
例えば、水道・ガス・電気が使えなくなったと想像してみましょう。部屋の電気が消え、蛇口から水が出ない、コンロの火がつかない。その上に、今夏のような猛暑だったら?雪の季節であったら?
ライフラインが途絶えた時のため、数日間”凌ぐ”ことも考える必要があります。ライフライン
水道・ガス・電気が断絶しても、家庭でまかなえる設備があります。太陽光発電パネルや蓄電池などです。
ただ、太陽光発電は日中しかできないなどデメリットもあります。そのため、設備を組み合わせて災害に備えるパターンが主流です。災害時にどれほどの準備をしたいか(また普段の生活にも貢献できるか)で、各家庭に合わせて設備を揃えましょう。太陽光発電パネル
エネファーム
- 蓄電池
- 貯水タンク
もしも メモ2
電気自動車を電源として使用することもできます。車を走らせるほどの電力があるので、災害時には頼もしい存在です。
もしも メモ3
IOT技術で気象警報を感知後、自動でシャッターを閉めたりバッテリーを充電し始めたりする商品もあります。
ローリングストック
近年、知られるようになった「ローリングストック」。保存ができる加工食品を常備しておき、普段の生活で使いながら使った分だけ買い足すというものです。
いざという時の賞味期限切れを防ぎ、いつも食べているものを口にできる安心感にもつながります。備蓄量も把握しやすいメリットもあり、ローリングストックをしやすいようプランにパントリーが設けられている場合があります。大規模分譲の備え
ハウスメーカーは、住まいだけでなく街づくりも行います。
大きな分譲地では、街の中に集会所や公園があり、そこには備蓄や井戸がある場合もあります。中には地盤改良や想定される津波の高さより高い位置に街をつくる分譲地も。 -
災害から1週間〜数ヶ月
[ 直す ]災害から1週間〜数ヶ月[ 直す ]
災害による非常事態からもとの生活へ戻るとき、被害状況を把握し、必要であれば”直す”作業をしなくてはいけません。
そんなとき、プロのフォローがあれば安心です。サポートシステム
大手ハウスメーカーには独自のサポートシステムがあります。もともとは、普段から住まいを長持ちさせるための点検・メンテナンスシステムです。
被災後もいつも話している人に相談できる安心や、グループ内にリフォームやファイナンス部門などもあるメーカーも多く、幅広いサポートを期待できます。充実した保証
最近では、全損や半損時の建替保証が出てきました。家選びネット掲載のハウスメーカーは、品質に自信があるので長期保証や充実した保証内容も魅力です。
もしも メモ4
全国でおきた災害時の経験を共有し、サポート体制をより強化できるようにしているメーカーも。全国展開している大手メーカーならではの対応です。
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いつもの生活[ 日常 ]
ご紹介した準備は、災害時だけでなく普段の生活でも貢献してくれます。
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強靭な住まい長持ち
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高品質将来の資産価値
火災保険料等の優遇 -
ライフライン用の設備光熱費の節約
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メンテンナンス気になるところの
相談機会
など、人生100年時代のこれからに合うメリットにつながります。
『普段はお得に、もしもの時には安心を。』住まい探しのひとつの視点として、取り入れてみてください。 -