ロフトのメリット・デメリット。有効活用するためのポイントと注意点

間取り・設備 2020-06-29
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マイホームにロフトを作ると、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。ロフト作りで後悔しないよう、注意点を知りたいと思っている人もいるのではないでしょうか。今回の記事では、ロフトの特徴や、安全なロフトを作るためにおすすめする階段選びの方法などについてご紹介します。


ロフトとは、屋根部分を利用したスペースのこと


ロフトのあるマイホームに憧れる人もいるのでしょうか。ロフトとは、屋根裏部分を利用したスペースのこと。ロフトを作る際には、建築基準法によって以下のような基準が定められています。


  • ロフトの床面積は、ロフトがある階の床面積の2分の1未満
  • ロフトの天井高(内側の高さ)の最も高い部分は1.4メートル以下
  • ロフトの床面積がロフトがある階の床面積の8分の1を超える場合、各階の壁量を増やさなくてはならない など


このほか、各自治体によって建築基準法の運用指針が異なることから、ロフトに対する制限もさまざまです。ロフトを検討する際には、お住まいの自治体の運用指針を事前に確かめておくとよいでしょう。


最近では、住宅のデッドスペースを有効活用しようと、ロフトを採用している住宅も増えていますが、マイホームにロフトが必要かどうか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。今回は、ロフトのメリット・デメリットや、作るときの注意点などを紹介します。ぜひ家づくりの参考にしてください。


マイホームにロフトを作るメリット・デメリット


ロフトのメリット

  • ロフトは固定資産税の課税対象面積に含まれない

建築基準法を満たすロフトの場合、ロフトは「階数にカウントしなくてもよい」とされています。固定資産税の課税対象とされる床面積にも含まれないため、スペースを有効活用でき、かつ固定資産税を抑えらえるというメリットがあります。


  • 奥行きが出て空間が広く感じられる

ロフトを作ることで、部屋に奥行きができ、空間が広く感じられることもメリットの一つです。来客などで人口密度が増えても、開放感があるため窮屈な印象を与えにくいマイホームになりますよ。


  • デッドスペースを有効に活用できる

ロフトを作ることによって、本来であればデッドスペースとなってしまう屋根裏部分を有効に活用することができます。特に平屋建ての場合は、2階建て住宅と比べて広い屋根を活かしたロフトを作れる場合が多いので、収納はもちろんのこと多用途に活用することができます。


ロフトのデメリット

  • 屋根の形状によっては天井高が低くなる

ロフトは屋根の形状によって天井高が左右されます。場合によっては、天井高が1メートルに満たないロフトしか作れない場合もあるでしょう。ロフトを検討するときには、どのくらいの高さのロフトを作れるのかあらかじめ確認しておくことが大切です。


  • いずれ使わなくなる可能性も

マイホームにロフトを作った方のなかからは、「数年後には物置になってしまい、使わなくなってしまった」「階段の昇り降りが面倒で、結局活用できていません」といった声も聞かれます。ロフトを作るときの費用は、面積や形状などによって異なりますが、ひと部屋作る場合と同程度だと言われています。この費用が無駄とならないよう、ロフトの必要性は十分検討しておくことをおすすめします。


ロフトを作るときの注意点


マイホームにロフトを作るときには、どのようなことに注意したらよいのでしょうか。いくつかのポイントをご紹介します。


暑さと風通しの対策をする

ロフトは屋根に近いことから、熱がこもりやすいと言われています。特に夏場は、暑さや風通しの対策をしておかないと、過ごしにくい場所になってしまうでしょう。そのため、ロフトを作る場合には、屋根の断熱材を厚くするなど工夫が必要です。全館空調を取り入れることによって、ロフトでも年中快適に暮らせる住まいが作れるハウスメーカーもあるので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。


ロフトの階段は安全性の高いものにする

ロフトと認められるには「ロフトへかけるはしごは固定されていてはならない」という条件があります。しかし、高齢者や小さな子どもがロフトを利用することを考えると、できるだけ安全に登れる階段があると安心ですよね。


自治体によって制限がありますが、例えば、収納階段や固定式階段を設置できることもあります。設置の可否を自治体に確認して、検討してはいかがでしょうか。


ロフトを有効活用するためのポイント


せっかくロフトを作るなら、有効活用できるよう広々とした空間の確保をおすすめします。1階または2階部分の高さを保ちつつ、ロフトの天井高を確保するためには、天井の一番高い位置にロフトを設置するとよいでしょう。


どうしても高さを確保できない場合には、できるだけ広さをとれるように間取りを考えましょう。そうすることでロフトは、収納スペースだけでなく、子どもの遊び場や趣味の部屋など、多目的に使えるスペースとなるはずです。


ロフトつきマイホームはメリット・デメリットを理解して検討を


今回の記事では、マイホームにロフトを作る場合のメリット・デメリットや注意点をご紹介しました。ロフトはデッドスペースを有効活用できるだけでなく、税金面でのメリットもあります。一方で、屋根の形状によっては天井高が低くなる場合や、いずれ使わなくなる可能性があることも考えられることを理解しておきましょう。


ロフトを設置するときは、暑さや風通しをよくするための対策をするほか、安全性の高い階段を設置するなど、安全面で工夫することをおすすめします。ロフトの活用方法を家族で話し合い、後悔のないマイホームを建てられるとよいですね。

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