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新築マイホームの収納づくり。キッチンやリビングに取り入れるアイデア

家選びネット公式 (ie-erabi.net) 2020-08-24
間取り・設備


マイホームにどのような収納をつくるかは、間取りの中でも悩むポイントの一つではないでしょうか。キッチンやリビングに収納を設ける場合のアイデアを知りたいと思う方もいるかもしれません。今回の記事では、住み始めてから「収納スペースが少ない……」と後悔しないための、収納づくりのポイントやアイデアをご紹介します。ぜひ家づくりの参考にしてみてくださいね。


マイホームの収納スペースを考えよう


マイホームの間取りを考えるとき、収納づくりのポイントが分からず悩んでいる人もいるのではないでしょうか。収納について十分に検討せずに進めると、新築マイホームに暮らし始めてから「収納が少ない」「収納しづらい」などといった後悔につながってしまうことも考えられます。


マイホームの収納で後悔しないためには、どのようなことを意識して収納スペースを検討するとよいのでしょうか。収納づくりの事例などを交えて解説します。


収納をつくるときのポイント


使う場所の近くに収納スペースを設ける

収納スペースの間取りを考えるとき「収納するものを使う場所の近くに、収納スペースを設ける」ことが、ポイントの一つに挙げられます。例えば、毎日の掃除に使う掃除機やほうきなどはどこに収納しておくと、出し入れしやすいでしょうか。


仮にリビングが最も頻繁に使う場所であれば、リビングに掃除道具の収納スペースを設けておくと、毎日の掃除がより楽になるはずです。収納の間取りを考えるときは、「誰が」「どこで」「どのようなものを使うのか」といった、毎日の行動をイメージすることが大切です。


生活動線にあわせた位置に収納スペースをつくる

家族の外出時や帰宅時を想定して、生活動線上に収納スペースを設けることもおすすめです。例えば、玄関と洗面脱衣所の間にファミリークロークをつくっておきます。そうすると、帰宅後、洗面所へ向かうまでに、コートなどをクロークへ収納し、汚れた物は脱衣所で洗濯機に入れるといったスムーズな流れが可能になります。


このほか、買い物帰りを想定して、玄関からパントリーに直行できる間取りにするのも、毎日の暮らしをより楽にする工夫の一つと言えるでしょう。


収納するものにあわせた奥行きや形にする

マイホームの収納づくり考えるときは、間取りだけでなく収納スペース自体についても十分検討しましょう。「収納する予定のものが入らなかった……」と後悔しないよう、収納するもののサイズを想定し、それに合わせて奥行きや棚などの設計を変えると、便利で使いやすいスペースとなるはずです。


【場所別】収納スペースのアイデア


マイホームのなかでも、リビングやキッチン、玄関は、収納スペースのつくり方次第で暮らしの快適性が変わります。ここでは、場所ごとに収納スペースを考えるときのアイデアをご紹介します。


リビング

マイホームの中でも、リビングは最も広い空間であり、家族が集まる場所です。そのため収納スペースが少ないと「いつもモノで溢れかえっている」といったことになりかねません。また、子どもが大きくなり学校に通い始めると、細かな書類なども増え、どう収納すればよいか悩むといった声も聞かれます。


そのようなことを想定した場合、リビングには書類から掃除道具まで、形や大きさなどさまざまなモノを収納できるよう、大きめのクローゼットを設置するのがおすすめです。また、扉にフックなどをかけて、ワイパーやカーペットクリーナーなどを収納しておけば、必要なときにサッと取り出せて便利です。スッキリと片付いたリビングは、家族の時間もより有意義に過ごせそうですよね。


キッチン

キッチンの収納スペースとして、パントリーを検討している方もいるのではないでしょうか。パントリーがあれば、食料品や日用品などを買いだめしても、収納場所に困ることがないので便利です。


しかし、パントリーは大きければよいものでもありません。パントリーとして間取りを確保する分、キッチンなど他の間取りを削らなければならないためです。パントリーを設置する上で後悔しないためには、あらかじめ、収納したいアイテムや買いだめしておきたい量などを把握しておき、適切な収納力を確保することがポイント。また、パントリーからキッチンへの移動など、家事動線にも配慮して間取りを検討することが大切です。


玄関

玄関の収納をつくるとき、「小さな子どもがいるので、ベビーカーやお砂場道具、ボールなどを玄関に収納したい」「アウトドアが趣味なので、アウトドア用品を置いておきたい」といった声が聞かれます。玄関に求める収納量は家庭によってさまざま。まずは玄関にどのようなものを収納するかを考えて、必要な収納量にあわせたクロークをつくることが大切です。


このとき、利用頻度にあわせた工夫をするのもよいでしょう。例えば、頻繁に使うものを収納する場所は、玄関からも収納スペースからも室内に出入りすることができる動線があると便利です。一方、利用頻度が高くないものは、それとは別の収納スペースを設けておくもの一つの手です。


【実例紹介】ハウスメーカーが提案する収納のアイデア


ハウスメーカーの住まいなら、収納にもさまざまなアイデアを取り入れることができます。例えば、家族の暮らしを快適にする収納だけでなく、インテリアの一部として「魅せる収納」をつくるなど、機能性とデザイン性を兼ね備えた空間づくりを提案してくれるハウスメーカーもあります。


このほか、クローゼットなどの収納スペースの位置を自由に変えられる「稼働棚」を設けるといった工夫をしているハウスメーカーもあります。住宅展示場などを見学して、さまざまな収納のアイデアを確かめてみてはいかがでしょうか。


マイホームには工夫とアイデアで使い勝手のよい収納スペースをつくろう


今回の記事では、マイホームの収納づくりについて、検討するときのポイントやアイデアをご紹介しました。収納の間取りを考えるときは「使う場所の近くに収納をつくる」「動線上に収納を設ける」といった工夫をしてみてはいかがでしょうか。


また、リビングやキッチン、玄関を快適で使い勝手のよい空間にするためには、場所にあわせた収納スペースの工夫が必要です。家族のライフスタイルなどを想定して、どのくらいの収納が必要かをイメージし、後悔しない収納づくりができるとよいですね。

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