旗竿地の間取り。解放感や採光を取り入れるための工夫や実例

間取り・設備 2020-08-23
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旗竿地に建てる家の間取りに悩んでいる人もいるのでは。「日当たりの確保」「駐車場」「オシャレなアプローチ」といった希望を実現するためにはどのような間取りを考えるとよいのでしょうか。この記事では、旗竿地の意味やメリット・デメリットに加え、旗竿地の家を建てる際に参考にしたい間取りの実例をご紹介します。


旗竿地とは


旗竿地の意味

旗竿地(はたざおち)とは、道路に接する細い敷地の先に、まとまった敷地がある土地のことを言います。その土地を上から見た時の形状が「竿のついた旗」に似ていることから「旗竿地」と呼ばれています。建築基準法によると、旗竿地は公道に接する敷地の幅員が2メートル以上ない場合は建築不可とされています。


旗竿地のメリット・デメリット

旗竿地に注文住宅を建てたいという人もいるのではないでしょうか。旗竿地に家を建てるメリットとして、以下のようなことが挙げられます。


  • 土地を安く購入できる
  • 土地が公道から離れているので、静かに暮らせる
  • 敷地を活かし個性のある家を建てられる


一方で、旗竿地に家を建てるデメリットとして、以下のようなことが挙げられます。


  • 重機やトラックが敷地に入れず建築費が高くなる場合がある
  • 採光や風通しが悪くなりがちである
  • 細長い敷地部分を駐車場にする場合は、出し入れしづらく車種が限定されることもある


このように、旗竿地にはメリットだけでなくデメリットも色々あります。しかし、設計や間取りの工夫をすれば、たとえ30坪程度の土地であったとしても暮らしやすい家を建てることが可能です。ここからは、旗竿地の家で心地よく暮らすための間取りの実例をご紹介します。


関連記事:旗竿地のメリット・デメリット。購入前の土地選びの注意点


旗竿地で心地よく暮らす間取り・設計の実例


《実例1》日当たりのよい間取り

旗竿地は、周囲が他の建物に囲まれている場合が多いため、特に1階部分の日当たりや風通しが悪くなりがちです。昼間に採光を取り込むためには、設計時に窓の大きさや位置、開閉方法などを検討しましょう。天窓や高窓をつくると、上部から明るさを取り入れやすくなります。


《実例2》プライバシーがしっかり守られる間取り

旗竿地が隣の家と隣接している場合は、プライバシーがしっかり守られるようにしたいですね。隣家の窓の配置や塀の高さを考えて、窓の高さなどを設計すれば、「隣人に覗かれる」「目が合う」といった心配がなくなるでしょう。このほか、風通しのよい格子などで仕切るのも、コストをかけずにプライバシーを守れるおすすめの方法です。


《実例3》風通しがよく解放感を感じられる間取り

旗竿地の家の間取りに中庭や吹き抜けを取り入れると、風通しのよい解放感のある家になるでしょう。このほか、天井に高さをもたせると空間を広く感じられます。家族が集まるリビングに開放感をもたせたい場合は、あえて2階をリビングにするのもおすすめ。1階と比べて採光を取り入れやすく、開放感のある明るい空間になるのではないでしょうか。


また、旗竿地に平屋の家を建てる場合は、建物の一部をインナーテラスにし、L字型やコの字型の家にすると、風通しや採光を取り込みやすくなるケースがあります。土地に合わせて設計を工夫することで、平屋建てでも暮らしやすい住まいにすることができるでしょう。


《実例4》土地の形状を活かしたオシャレな間取り

旗竿地の特徴は何と言っても、公道から続く細長い路地ではないでしょうか。駐車場が不要であれば、ここから玄関までのアプローチにこだわってみては。木を植えたり、タイルを敷いたりするといった実例があります。明るさを取り入れるための、テラスや中庭もオシャレな家を演出できる間取りです。


駐車場をつくる場合は間口の広さも検討しよう


旗竿地に駐車場をつくる場合は、細長い路地部分を駐車場とするケースが一般的です。路地部分の幅員は、法律によって2メートル以上と定められていますが、車を駐車する場合には、それ以上の路地幅があると安心です。


また、奥の敷地に自転車置き場を設けたいと考えいてる人もいるのではないでしょうか。その場合、細い路地は人や自転車も通る通路となるため、路地幅に3メートルは欲しいところです。3.3メートル以上あれば、余裕をもって駐車や自転車の出し入れができるでしょう。


関連記事:旗竿地の駐車場はどうする?自転車も置ける?路地幅やトラブル回避の工夫


ハウスメーカーなら旗竿地での暮らしやすい間取りを提案!


旗竿地はデメリットが多いと感じる方もいるかもしれません。しかし、設計や間取り次第で、住み心地のよい家にすることは可能です。大手ハウスメーカーなら数多くの建築実績があるため、その土地やライフスタイルに合わせた住まいの間取りを提案をしてくれるでしょう。資料請求をしたり、住宅展示場に足を運び、お好みのハウスメーカーを見つけてみてはいかがでしょうか。


旗竿地は間取りプランを工夫して、心地よい暮らしを実現しよう


今回は旗竿地に建てる家の間取りについて、心地よく暮らすための工夫をご紹介しました。旗竿地にはさまざまなデメリットがありますが、設計や間取りを工夫すれば、暮らしやすい家にすることが可能です。駐車場をつくる際は、自転車の有無も考慮し路地幅に注意して土地選びをすると安心です。間取りを十分検討し、満足のいく家づくりができるとよいですね。

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