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庭付き一戸建てを建てよう。庭の活用方法やつくり方実例を紹介

家選びネット公式 (ie-erabi.net) 2021-01-28
間取り・設備


庭付き一戸建てを検討する中で、「狭い庭でもガーデニングはできる?」「庭の活用方法は?」と気になったり、「芝生と土、庭に敷くならどちらが良い?」と悩んだりしている方もいるかもしれません。今回は、庭付き一戸建て住宅のメリット・デメリットや、おしゃれな庭づくりのポイントなどをご紹介します。


庭付き一戸建てのメリット


注文住宅や分譲住宅など新築戸建てを検討する中で、「庭はいる?いらない?」と悩んでいる方もいるかもしれません。まずは、庭付きの一戸建てにどのような魅力があるか、庭の活用事例をもとにメリットをご紹介します。


<メリット1>ガーデニングを楽しめる

自宅でガーデニングを楽しめることが、庭付き一戸建ての魅力の一つです。好みのガーデニング雑貨を使っておしゃれな庭をつくったり、壁面やプランターを使って植栽を楽しんだりするのもよいですね。


狭い庭でも、デザインの工夫次第でおしゃれなガーデニングスペースにすることが可能です。土地が狭く、どうしても敷地内に庭をつくれない場合は、屋上を庭とするアイデアもありますよ。


<メリット2>家庭菜園ができる

庭の中に、家庭菜園のスペースをつくるのも人気のあるプランニングの一つです。小さなお子さんがいる家庭では、「食育の一環として家庭菜園を楽しんでいる」という声も聞かれます。家庭菜園のスペースは、レンガや石で囲いをつくり、土を入れるだけなので、DIYにチャレンジするのもよいでしょう。


<メリット3>安全な子供の遊び場として活用できる

一戸建ての庭を子供の遊び場として活用することもできます。例えば車の通る路上で子供を遊ばせる場合には安全面で心配がありますが、リビングやキッチンから見える庭に遊びのスペースを配置すれば、親の目が届きやすく、安心して見守ることができるでしょう。


リビングの掃き出し窓からウッドデッキを直接つなげて設置することも、人気のあるアイデアの一つ。スムーズに出入りできるため、気軽に外遊びが楽しめますよ。


<メリット4>日当たりや風通しが良くなる

一戸建ての敷地内に庭をつくることで、隣接する建物との間に一定の空間が生まれるため、建物の日当たりや風通しが良くなります。庭の種類は、リビングやダイニングに面した主庭のほかに、中庭や坪庭というつくり方もあります。設計時に採光や風通しを考えて、庭の配置を検討するのがおすすめです。


庭付き一戸建てのデメリット


一戸建ての庭には、メリットだけでなくデメリットもあります。ここでは、庭付き一戸建てのデメリットをいくつかご紹介します。


雑草対策などこまめな手入れが必要

草木のある庭を持つ場合には、こまめなメンテナンスが欠かせません。夏は雑草、秋は落ち葉など、手入れのための手間やコストがかかることを覚えておきましょう。最近では、雑草防止シートなどメンテナンスが楽になる対策もいろいろあるので、活用してみてはいかがでしょう。


蚊やハエなどの虫対策をしよう

庭によっては蚊やハエのほか、害虫などが集まりやすい環境になってしまうことも考えられます。日頃から落ち葉などをこまめに掃除するほか、風通しを良くするなどの虫対策をするとよいでしょう。蚊などは水のあるところに卵を産みつけるため、水たまりになるような場所を減らすことも有効です。


目隠しをしないと人の視線が気になるケースも

庭の配置の仕方によっては、隣の家から庭が周りから丸見えになってしまうことがあります。人の視線が気になる場合には、境界線に目隠しフェンスなどを設置するといった工夫をするとよいでしょう。


また、庭付き戸建てに住んでいる方の中からは「庭に猫が侵入してくるため、糞だらけになって困っている」といった声も聞かれることがありますが、フェンスがあれば、猫の侵入なども防ぎやすくなります。一戸建て設計時には、あらかじめ周りの環境も十分確認しておくとよいですね。


庭づくりのための土地が必要

まとまった面積の庭をつくるには、ある程度の土地の広さが必要となります。庭をつくったために、「居住空間が狭くなってしまった」「カースペースが狭くて車を止めにくい」といった後悔が生まれてしまっては本末転倒です。一戸建てに求める条件を整理して、予算にあった土地の使い方を考えたいですね。


【芝・砂利・コンクリート】庭のつくり方と特徴


一戸建ての庭は居心地のよいところにしたいですよね。ここでは庭のつくり方と、それぞれの特徴を解説します。


天然芝または人工芝を敷く

庭といえば芝生のイメージを持っている方もいるのではないでしょうか。芝生を敷く場合、本物の芝を利用した天然芝以外に、人工芝という選択肢もあります。天然芝はクッション性があり、子供が遊ぶ場合に安心です。一方で、定期的な手入れが必要となるため、それがデメリットだと感じる方もいるかもしれません。


人工芝は天然芝ほどの手入れがいらないことがメリットです。最近では、天然芝に近い見た目や肌ざわりの人工芝も販売されているようです。種類によっては天然芝よりも販売価格が高いですが、ホームセンターなどでの購入も可能なので、DIYにチャレンジしてみるのもよいですね。


砂利を敷く

庭に砂利を敷く方法もあります。砂利と一口に言っても、色や大きさ、形など種類はさまざま。デザイン性の高い砂利もあり、選び方一つで庭の雰囲気を変えることができます。砂利は足で踏むと音が鳴るため、防犯性の高さもメリットと言えるでしょう。


一方で、販売価格が高いことがデメリットとして挙げられます。同じ面積の場合、天然芝よりも費用がかかることを理解しておきましょう。


コンクリートやタイルを敷く

足元に安定性を持たせたい場合には、コンクリートやタイルを敷くことを検討してみてはいかがでしょう。特にBBQを楽しみたいと考えている場合は、砂利よりも、コンクリートやタイルを敷いたフラットな地面の方が、コンロなどが不安定にならず安心して楽しめます。庭に収納ラックなどを置きたい場合も、コンクリートやタイルなら丈夫な上に安定していて置きやすいでしょう。


土にする

一戸建ての庭は土のままにしておく、という選択肢もあります。建築時点で使い方が定まっていない場合は、あえて土のまま置いておくのもよいでしょう。暮らしていく中で、ゆっくりと自分らしい庭づくりを進めてみてはいかがでしょうか。


一戸建ての庭づくりのポイント


一戸建ての庭を検討するときには、どのようなことを意識するとよいのでしょう。ここでは、庭づくりのポイントをご紹介します。


必要な庭の広さを考えよう

一戸建ての庭の広さに、決まりはありません。一般的には、土地面積のうち建物と駐車場を配置した残りを庭とする方が多いです。しかし、そうした場合、目的に合った庭の使い方ができるかどうか考えるようにしましょう。


例えば、BBQを楽しむためには10㎡程の広さは欲しいところです。家庭菜園やガーデニング、遊び場など使い方をイメージし、庭の広さで後悔しないようにしたいですね。


庭の動線も考えよう

庭づくりでも、物件の間取りと同様、徒歩で動きやすい動線を確保するようにしましょう。身動きのとりにくい庭だと、そのうち足が遠のいてしまいます。動線の一つとして小道をつくる方法がありますが、直線ではなくラウンドさせるなどデザイン性を持たせると、グッとおしゃれに仕上がります。このほか、建物から庭へ行くための動線にも配慮すると、庭がより身近な存在になるでしょう。


ハウスメーカーで庭付き一戸建てを建てよう

ハウスメーカーで庭付き一戸建てを建てたいと考えている方もいるのではないでしょうか。ハウスメーカーでは、それぞれの強みを活かした庭づくりを提案しています。例えば、後回しにしがちな庭や外構のプランニングも、建物と同時に初めからトータルで設計することで、思い描いた理想を叶えられる、と提案しているハウスメーカーがあります。


このほか、植栽と外構、建物が一体となった景観を生みだせるよう、デザイン性にこだわった住まいを提案するハウスメーカーもあります。実例などを参考に、ハウスメーカーを検討してみてはいかがでしょうか。



目的に合わせて一戸建ての庭を検討しよう


今回は、庭付き一戸建てのメリットやデメリット、庭づくりのポイントなどを解説しました。庭付き一戸建てなら、自宅でガーデニングや家庭菜園を楽しめるほか、子供の遊び場としても活用できます。狭い庭でも、工夫次第で美しいガーデニングを実現できます。


庭のデメリットとして、こまめな手入れが必要なことに加え、場合によってはプライバシーを守るため、隣の家との境界線に目隠しフェンスを配置する必要もあるでしょう。庭づくりでは、天然芝や人工芝、砂利やコンクリートなどさまざまな選択肢があるので、目的に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。後悔のない庭付きの新築一戸建てが建てられるとよいですね。

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