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マイホームの平均坪数は何坪?理想の坪数を考えるときのポイント

家選びネット公式 (ie-erabi.net) 2022-09-07
基礎知識

一般的なマイホームの平均坪数や、何坪あれば理想のマイホームが建つのか知りたいと思う方もいるのではないでしょうか。今回の記事では、土地の面積や部屋の広さを表す「坪数」について、具体的な意味や考え方、国土交通省の資料に基づいたマイホームで快適に暮らせる広さの基準などをご紹介します。


坪数の意味とマイホームの平均坪数


マイホームの検討時、何坪くらいの延床面積や土地があればよいのか「坪数」が気になる人もいるのではないでしょうか。まずは、坪数の意味や全国の住宅の平均坪数をご紹介します。


マイホームにおける坪数とは

坪数とは、土地の面積や部屋の広さを表す単位の一つです。マイホームを検討していると、住宅の敷地面積が「30坪」や「100㎡(平米)」などと表現されているのを目にすることがあるでしょう。1坪は約3.3平米に相当する広さの単位で、30坪と100㎡はほぼ同じ広さを表しています。


また、部屋の広さを表す単位として「畳」または「帖」が使われますが、不動産業界では「1畳(帖)=約1.65㎡」として計算すると定められているため、およそ2畳(帖)が1坪という計算になります。一般的に、マイホームにおける坪数は、各階の床面積を合計した延床面積で語られることが多いようです。


マイホームの平均坪数と購入費用

一般的な住宅の平均坪数や住宅購入にかかる費用も気になるところではないでしょうか。住宅ローンの一つである「フラット35」の2021年度利用者調査によると、次のような結果となっています。


注文住宅を購入する場合


全国首都圏
延床面積

123.8㎡(約37.5坪)

全国同様

住宅購入にかかる平均費用(所要資金)

3,572万円

3,899万円


土地付きの注文住宅を購入する場合


全国首都圏
延床面積

111.4㎡(約33.7坪)

107.2㎡(約32.4坪)

住宅購入にかかる平均費用(所要資金)

4,455万円
5,133万円


土地付きの住宅を購入する場合には土地代も考える必要があるため、地価の高い首都圏では、住宅が比較的コンパクトになる傾向にあるのかもしれません。


参考:住宅金融支援機構「2021年度 フラット35利用者調査」

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マイホームの坪数と合わせて知っておきたい坪単価とは


建物の坪単価とは、マイホームを建てるときの1坪当たりの建築費のことです。建物の本体価格を延床面積で割った数値を表しており、この場合の建物の本体価格には、屋外設備工事費や諸経費などは含まれないことが多いようです。


また、ハウスメーカーによって坪単価を計算するときに、延床面積ではなく施工床面積を使う場合もあります。どちらによって算出されているのかもきちんと確認し、建築費の目安とするようにしましょう。


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マイホームに必要な坪数と間取りの実例


一戸建て住宅に必要な坪数

国土交通省の資料によると、一戸建て住宅には「最低でもこれだけは必要」という最低居住面積水準と、「これくらいの広さがあればいいな」という誘導居住面積水準があります。世帯人数別に見たそれぞれの面積水準は下記の通りです。マイホームの理想の坪数に悩んだときの参考にしてみてください。


3人家族の場合

【最低居住面積水準】40㎡=約12.1坪(35㎡=約10.6坪)

【誘導居住面積水準】100㎡=約30.3坪(87.5㎡=約26.5坪)


4人家族の場合

【最低居住面積水準】50㎡=15.1坪(45㎡=約13.6坪)

【誘導居住面積水準】125㎡=37.8坪(112.5㎡=約34坪)

※()内は、世帯人数の内3~5歳児が1名いる場合の面積


30坪で建築可能なマイホームの間取り

首都圏で平均的な30坪(約100㎡)程度のマイホームを建てるとしたら、どのような暮らしができるのでしょうか。30坪で建築可能な住宅は以下のようなイメージです。


【1階】

  • リビングダイニングキッチン:16畳
  • 洗面脱衣室:2畳 
  • ユニットバス:1坪タイプ
  • パントリー収納:1畳


【2階】

  • 洋室:8畳