戸建ての火災保険の相場やおすすめの選び方。地震保険とのセットも検討!

費用・制度 2021-01-22
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新築戸建ての火災保険を検討するとき「保険料の相場やおすすめの選び方を知りたい!」「地震保険はセットの方がいいのか?」など気になることもあるかもしれません。今回の記事では火災保険とは何か、安い金額で契約するコツや保険会社の選び方などを解説します。


戸建て住宅の火災保険とは、自然災害や屋内での事故による損害を補填する保険


戸建て住宅に対する火災保険の概要

戸建て住宅に対する火災保険は、火災だけでなくさまざまな自然災害による損害や、屋内での事故による損害を補償する保険となります。補償内容は色々ありますが、火災と破裂・爆発は加入必須、落雷や風災のほか、雪災や水害、破損や盗難などは任意加入となっているケースが一般的です。


火災保険は加入すべき?

火災保険への加入は義務ではありませんが、多くの戸建て住宅購入者が加入しています。その理由として、住宅ローンを組む際、ほとんどのケースで火災保険の加入が必須となることが挙げられます。火災保険に加入しておけば、住宅ローン契約者が火災や災害などの損害を受けた場合でも、ローン返済が滞らずに済むでしょう。また、補償対象や補償内容が充実している割に費用が安いことも、理由の一つです。


火災保険に加入していない場合は、どのような事態が考えられるでしょうか。例えば、隣家が火事になり自宅に燃え移ってしまった場合を考えてみてください。「失火責任法」によると、「重大な過失」による火事でない限り、火元の家主は、損害を受けた相手に対して賠償責任を負わなくてよいとされています。


もし火災保険に加入していれば補償を受けられますが、加入していない場合は、保険による補償がない上に、隣家からも賠償してもらえない可能性があります。そのほか、何十年と暮らす中で自然災害による損害にあうこともあるかもしれません。もしもの場合の補償のために、火災保険への加入を検討してみてはいかがでしょうか。


火災保険料の相場が決まる条件とは。安い金額で契約するコツも


火災保険料の相場はいくらなのか気になる人もいるのではないでしょうか。火災保険料の相場は住宅の条件や火災保険の補償内容によって大きく異なるため、一概には言えません。ここでは、火災保険料を左右する条件について解説します。


耐火構造(T構造)か非耐火構造(H構造)か

保険料の決定要因の一つに「建物の構造」が挙げられます。火災保険料は燃えにくい建物ほど安く設定されますが、その区分けとして「耐火構造」と「非耐火構造」があります。それぞれの頭文字をとって耐火構造は「T構造」、非耐火構造は「H構造」と呼ばれ、より耐火性のある「T構造」の建物の方が火災保険料が安くなります。


「T構造」の建築物は、一定の耐火性能の技術的基準に適合する建物のことで、木造建築でも求められた基準の耐火構造であれば、準耐火建築物として認定されます。「H構造」の建築物は、「T構造」と「M構造(マンション構造)」以外の建物のことを指します。木造建築で、特に火災対策をしていない場合はH構造に分類されるので注意しましょう。


火災保険の補償内容

火災保険の補償内容は多ければ多いほど、保険料は高くなります。保険料を安く抑えたい場合には、不要な補償は外し、本当に必要な補償範囲のみに絞るよう検討しましょう。必要な補償内容は、住宅の立地や条件によって異なるでしょう。河川が近くにあれば水災補償を入れるなど、ハザードマップでどのような地域か確認するなどして、補償内容を検討してみてください。


保険料の支払い方法

保険料の支払い方法によって、火災保険料は異なります。一般的には、10年一括など長期払いにする方が単年払いよりも保険料が安くなるでしょう。長期契約が不安な方もいるかもしれませんが、火災保険は途中解約しても未経過期間に応じた保険料が戻ってくるのが一般的です。心配な場合には、契約条件について事前に確認してみるとよいでしょう。


火災保険の契約内容はどうする?決め方のポイント


いざ火災保険に加入するとなったとき、火災保険の契約内容をどのように決めたらよいのか分からない方もいるかもしれません。ここでは契約内容の決め方について解説します。


ポイント1:補償対象、範囲を決める

まずは火災保険の補償対象を決めましょう。戸建て住宅の場合は、「建物」または「家財」、あるいは、建物と家財その両方を対象として火災保険に加入するのが一般的です。住まいに必要な補償対象を決め、それについて、どのような災害までを補償範囲とするのか検討しましょう。


ポイント2:補償限度額を決める

補償限度額は、建物の場合だと「再調達価額」で契約するのが基本です。再調達価額とは、同程度のものを再建築・取得するために必要な金額のことです。一方、家財の補償限度額は、ご自身の持っている家財と照らし合わせて、どのくらいの補償があれば安心か検討し、予算に合わせて決めるとよいでしょう。


ポイント3:契約期間を決める

火災保険は、1年から最長10年まで保険期間を選ぶことができます。長期契約をしたほうが保険料は安くなりますが、マイホームの資金計画に配慮し、無理のない範囲で契約期間を検討するとよいでしょう。


ポイント4:地震保険とセットにするか検討する

火災保険に入っていても、地震が原因の「火災」は火災保険の補償対象となりません。地震が起こった場合には津波などさまざまな損害が考えられるため、住まいの立地や環境にあわせて、地震保険の加入を検討しましょう。


なお、地震保険にかかる保険料は、どの保険会社においても一律で設定されています。なぜかと言うと、大地震が起こった場合、保険会社だけで損害を補うことは困難なため、地震保険は国と保険会社が共同で運営しているためです。


また、ほとんどの場合、地震保険は火災保険とセット加入しなければなりません。地震保険の保険金額は、火災保険金額の30%~50%の範囲で定められ、建物は5,000万円、家財は1,000万円が補償限度額となっています。


おすすめの保険会社の選び方


火災保険を加入するにあたり、どの保険会社を選べばよいのか悩む方もいるのではないでしょうか。保険会社の商品によって補償内容に細かな違いがあるため、初めから1社に絞るのではなく、複数社から見積もりをとり、比較検討するのがおすすめです。余裕をもって火災保険選びを始め、じっくり検討できるとよいですね。


ハウスメーカーで戸建てを購入する際は、火災保険にも注目!


ハウスメーカーで戸建て住宅を購入したいと考えている方もいるのではないでしょうか。ハウスメーカーは、それぞれ決まった火災保険代理店と提携している場合が多く、家づくりを進めていく中で、火災保険加入に関する提案もあるでしょう。


その際には、見積もりや補償内容についてしっかりチェックし、分からないことは営業担当者に確認するなど、納得してから契約するようにしましょう。


おすすめの火災保険は戸建て条件によってさまざま


今回の記事では、新築戸建て住宅を購入する際に気になる火災保険への加入について、火災保険料の相場や、保険料を安い金額に抑えるコツ、保険会社のおすすめの選び方などを解説しました。火災保険は建物の構造や補償範囲、保険料の支払い方法などによって保険料が異なります。マイホームの立地や環境にあわせて、補償内容を検討したり、長期払いにしたりすると保険料を抑えられるでしょう。保険会社を選ぶときには、見積もりを比較してじっくり検討することが大切です。納得できる火災保険選びができるとよいですね。

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