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一戸建てのセキュリティ対策!防犯方法や費用について解説

家選びネット公式 (ie-erabi.net) 2021-01-21
選び方


一戸建てのセキュリティが不安で防犯対策を知りたいと思う方や、ホームセキュリティに興味があり、費用や内容を知りたいと考える方もいるのではないでしょうか。今回の記事では、セキュリティ対策が必要な理由や、場所ごとのセキュリティ対策、ホームセキュリティ会社を選ぶときのポイントなどを解説します。


一戸建てにセキュリティ対策が必要な理由


侵入窃盗の発生場所は、一戸建て住宅が最多

警視庁の調査によると、侵入窃盗の認知件数は、平成15年以降減少に転じているものの、令和元年は57,808件発生しているそうです。認知件数を発生場所別で見ると、一戸建住宅が43.9%と最も多いことが明らかとなっています。


泥棒はさまざまな手段で建物に侵入してくる

泥棒に侵入されやすい場所は「窓」が最も多く、次いで「 表出入口」「非常口」となっています。手口は「空き巣」が最も多く、侵入方法は「無締まり(無施錠)」「ガラス破り」「ドア錠破り」の順となっています。


泥棒は施錠している家であっても、バールやドライバー、電気ドリルのほか、ピッキング用具や破壊用シリンダー回しなど、さまざまな道具や手段で建物へ侵入します。新築一戸建てを建てるときには、窃盗などの被害にあわないようセキュリティ対策をしっかり行うことが大切ではないでしょうか。ここからは、具体的な防犯対策のポイントなどについてご紹介します。


参考:警視庁「住まいる110番/データで見る侵入犯罪の脅威」


セキュリティの高い一戸建てにするためのポイント


空き巣などの被害にあわないためには、どのようなことを意識して家づくりを進めるとよいのでしょう。セキュリティの高い家づくりのポイントをご紹介します。


侵入しづらい立地や敷地レイアウトを考える

一戸建ての立地選びは、空き巣などの被害を防ぐために重要なポイントの一つです。泥棒は侵入する物件を決めるとき「人の目はないか」「侵入経路が確保されているか」などを確認します。例えば、「人通りの多い道路から1本奥に入った裏道」や、「高い建物に囲まれた袋小路」といった立地の家は、泥棒のターゲットになりやすいかもしれません。


敷地内のレイアウトについても、侵入経路や逃亡経路を確保しやすい場合は泥棒に狙われやすいと言えます。設計時には、間取りや内装だけでなく、セキュリティについても意識した敷地レイアウトを考えることが大切です。


防犯性能の高いセキュリティアイテムを導入する

戸建ての物件で空き巣などの侵入を防ぐにためには、防犯性の高いセキュリティアイテムを導入することも有効です。設備自体の防犯性能を高めるほか、DIYも取り入れながらマイホームのセキュリティを高めましょう。


【場所別】一戸建てのセキュリティ対策。DIYが可能な対策も紹介


泥棒が最も嫌うのは、住居の侵入に時間がかかることだと言われています。具体的にどのようなセキュリティ対策ができるのか、場所ごとのセキュリティ対策をご紹介します。


侵入経路として最も利用されるのが窓です。日頃から施錠を確実に行うことはもちろんのこと、1階の窓だけでなく2階の窓もしっかり対策をしましょう。強度のある防犯ガラスを採用したり窓枠に面格子をつけたりするほか、DIYが可能な防犯対策として、ガラスに防犯フィルムを貼る、補助錠を取り付けるといった方法があります。そのほか、周囲の見通しが良くなるよう、庭木の剪定をしっかり行っておくことも大切でしょう。


玄関ドア

玄関ドアも狙われやすい侵入口です。最近では、ピッキングや錠破りといった手口が多いようです。対策としては、防犯性能の高い錠前または補助錠にするほか、アラームなどの防犯器具を取り付けるのもおすすめです。


DIYが可能な防犯対策としては、ガラス戸に対して防犯フィルムを張るほか、照明や防犯灯を設置して明るくする、防犯カメラを取り付けるといった対策も有効でしょう。


ベランダ

2階のベランダも、泥棒に侵入されるおそれがあります。一戸建ての設計を考える際には、塀や車庫、窓の庇や庭木などが、侵入時の足場とならないか確認するようにしましょう。手摺りを高くしたり、トップガードを設置したりするのもおすすめです。


ベランダの窓は、防犯性能の高い「防犯合わせガラス」や「防犯合わせ複層ガラス」を使用し、ロック付きクレセントや補助錠などをDIYで取り付けるのもよいでしょう。


車庫や庭、塀などの外構

侵入経路となる外構は、庭や塀のほか車を所有している場合には、車上荒らし対策もしておきたいですね。外構は見通しを良くし、侵入者の足場となるものを置かないように配慮しましょう。


塀や柵は、簡単に乗り越えられないような構造や材質、高さのものを検討するのもおすすめです。DIYが可能な防犯対策として、庭にとげのある低木を植えたり、駐車場に防犯砂利を敷き詰めたりしておくといった方法があります。


ホームセキュリティの選び方。費用や内容を比較!


一戸建てに警備会社のホームセキュリティを導入するのも、防犯対策として非常に有効です。ここでは、ホームセキュリティについて、概要や選び方を解説します。


ホームセキュリティとは

ホームセキュリティとは、在宅時に異常を知らせるほか、不在でも住宅や敷地への侵入や、火災やガス漏れなどの異常を防犯センサーなどが感知した場合に、一定の時間内で警備員が現場に駆けつけるサービスです。最近は、スマートフォンなどで自宅のセキュリティ状態を気軽に確認、管理できるサービスもあります。


ホームセキュリティ会社を選ぶときのポイント

ホームセキュリティを導入する際、どの警備会社を選べばよいのか悩む人もいるかもしれませんね。同じ警備会社でもさまざまなプランがあるほか、防犯機器を買取るかレンタルするかなど、契約条件によってかかる費用が異なります。検討する際には、複数の会社からプランや見積もりをとって内容を比較し、ご自身にあったものを選ぶことが大切です。


ハウスメーカーでセキュリティの高い家を建てよう


ハウスメーカーで一戸建てを購入したいと考えている方もいるのではないでしょうか。ハウスメーカーは、毎日の暮らしやすさだけでなく、セキュリティにもしっかり配慮した住まいを提供します。


標準仕様で防犯性能の高いガラスを採用するほか、防犯対策として、1回で2つの鍵を同時に施錠できるアイテムや鍵の閉め忘れを知らせてくれるアイテム、指だけで施錠や開錠ができるアイテムなどをマイホームに取り入れることができます。資料請求をしたり住宅展示場を訪れたりするなどして、最新の防犯設備を確かめてみてはいかがでしょうか。


一戸建てのセキュリティ対策を検討し、安心安全の住まいづくり


今回は一戸建てのセキュリティに注目し、場所別の防犯対策やホームセキュリティの選び方などをご紹介しました。侵入窃盗の発生場所は一戸建てが最も多く、特に窓や玄関などのセキュリティ対策はとても重要です。


一戸建てを検討する際は、立地選びや敷地レイアウトに配慮するほか、セキュリティアイテムを取り入れて場所ごとの対策を行いましょう。ホームセキュリティを導入するのも、防犯に有効です。


注文住宅以外では、ハウスメーカーが手掛ける分譲住宅にも注目してるとよいかもしれません。近年は暮らしやすさだけでなく、セキュリティ対策にも配慮した分譲地も多いでしょう。家族が毎日安心して暮らせるよう、マイホームに必要なセキュリティ対策を検討してみてくださいね。


関連記事:新築一戸建ての防犯対策。分譲地ならではの防犯性とは

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