廊下のない家で失敗・後悔しない!間取りの工夫やメリット・デメリットとは?

間取り・設備 2021-08-25
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廊下のない家を建てて失敗や後悔をしないために、間取りのポイントを知りたい方もいるのではないでしょうか。廊下を作らない場合のメリット・デメリットが気になる方もいるかもしれません。今回は、2階建て注文住宅や平屋などで廊下のない家を建てる際のポイントをご紹介します。理想の家を手に入れるために、参考にしてみてください。


廊下のない家のメリット


「廊下のない家」の間取りは、狭い敷地面積でも、広い空間を確保できるとして、近年では2階建てのほか、平屋や二世帯住宅の間取りにも取り入れられています。廊下のない家には、どのような魅力があるのでしょうか。まずはメリットからご紹介します。


メリット1.建築費用が安くなる

廊下のない家は、廊下分の建築費用をカットできるため、住宅の本体価格を安く抑えることができます。同時に延床面積も減るため、そこにかかる壁や床などのコスト削減も期待できるでしょう。浮いたお金は「リビングなどほかのスペースに費やす」「将来への貯蓄として残しておく」など、さまざまな使い道があります。


メリット2.廊下スペースがない分、部屋や空間を広くとれる

間取りから廊下をなくした場合は、LDKなどの部屋(居室)を広くとれることもメリットです。敷地面積が狭い土地に一戸建てを建てる場合でも、十分な収納スペースを確保できるなど、家の中の生活空間を有効活用できるでしょう。


平屋であっても、廊下のない家にすることは可能です。間取りとしては、広々としたLDKを真ん中に置き、それを囲むように個室やキッチン、トイレなどを配置する実例が多いです。


廊下がない家だと空間が広い分「冷暖房の効率が悪くなるのでは?」と気になる方もいるでしょう。しかし、家の気密性や断熱性を一定以上確保すれば、廊下のある家と比べて光熱費もほとんど変わらず、快適な暮らしが実現できます。


メリット3.動線が短くなり、移動がラクになる

廊下のない家は、部屋同士が隣接することで、生活動線や家事動線が短くなります。室内での移動がスムーズになるので、ムダを省いた生活を送りたい方にはメリットでしょう。


家事動線を考えた場合、キッチンで料理や洗い物をしながら、洗濯や掃除をするなどの流れ作業を可能とする間取りの実例もあります。利便性・快適性のよい動線は、家族構成やライフスタイルによって異なるため、それぞれの生活スタイル合わせた間取りを検討したいですね。


メリット4.家族のコミュニケーションが増える

廊下のない家は、空間のつながりによって家族の気配を感じやすく、コミュニケーションを増やせます。また、一戸建てで廊下を作らない場合に採用されることの多い「リビング階段」は、上下階を移動する際に必ずリビングを通る間取りとなるため、家族同士で顔を合わせる機会が増えることも期待できるでしょう。


廊下のない家のデメリット


廊下のない家で後悔や失敗をしないためには、デメリットを知ることも大切です。ここではは、廊下のない家のデメリットを4つご紹介します。


デメリット1.間取り設計の自由度が低くなる

廊下のない家は間取りの自由度が低くなるため、部屋の配置に注意が必要です。特に階段の位置に制限が出るため、2階建て以上の家を建てる場合は、動線に配慮しながら間取りを検討しなければなりません。玄関を開けるとすぐリビング空間につながるケースが多いなど、注文住宅であっても、ある程度間取りのパターンが決まってくるでしょう。


デメリット2.プライバシーの確保が難しい

廊下を作らない場合は、家の中を移動する際に必ず他の部屋を通ることになります。思春期の子どもがいる家庭などでは、プライバシー確保の難しさがデメリットになることもあります。


玄関とリビングの距離が近いケースでは、来客の際に玄関ホールからリビングが丸見えとなってしまう失敗例もあるため、デザイン性のあるカーテンや間仕切りを設けるなどの工夫をするとよいですね。リビングとトイレ・洗面所がつながっている間取りの場合は、トイレやお風呂が利用しにくくないかシミュレーションしておきましょう。


デメリット3.生活音やにおいが漏れやすい

廊下のない家では音や声がダイレクトに伝わるため、生活音が漏れやすくなることも考えられます。においが隣接する部屋に広がりやすいため、トイレや洗面所はできるだけリビングから遠い場所を検討しましょう。換気扇を上手く利用し、しっかりとにおい対策をするのも有効です。


デメリット4.動線が交差しやすく、ストレスになることも

通路の役割を果たす廊下がないことで、動線が交差しやすいことも廊下のない家のデメリットです。動線の交わりが多いと、朝の忙しい時間などに、家族同士が邪魔になってしまうこともあります。日々の生活でストレスを抱えてしまうことのないよう、家族の動きに配慮した間取りにしたいですね。


廊下のない間取りで失敗や後悔をしないためのポイント


廊下のない家の間取りで失敗や後悔しないためのポイントをご紹介します。平屋や二世帯住宅で、敷地面積を有効活用した家づくりをしたい場合も参考にしてください。


LDKの使い方を工夫する

廊下のない間取りを考える場合、LDKの使い方を工夫すると、失敗が少ないでしょう。家の中でも広く面積のとれるLDKは、他の部屋へ移動する際の通路を兼ねることがオススメです。


その際は、LDKにいる人の邪魔にならないよう、動線の工夫を忘れずに。玄関からLDKまでの距離を短くしてムダなスペースを少なくすることもポイントです。


トイレの位置に配慮する

廊下のない家ではトイレの位置に配慮し、利用する人が周りを気にせず使えるようにしたいですね。家族がくつろぐLDKから程よく距離を取り、直接見えにくい場所に配置しましょう。住み始めてからの後悔がないように、他の部屋とのバランスを考えながら検討してみてください。


階段の位置は上下階のバランスを考えて検討

2階建て以上の家で階段を設置する場合、1階の間取りだけを重視して階段を配置すると、2階の間取りがアンバランスになる可能性があり注意が必要です。2階の間取りにも配慮し、上下階のバランスを考えて検討しましょう。


階段に向かうまでの動線を考えると、家の中心に階段を配置するのがオススメです。また、小さなお子さんや高齢者がいる場合などは、2階の部屋のドアから出てすぐに階段があると転倒や転落のリスクがあり危険です。部屋と階段の間には書斎や洗濯干しスペース、本の収納スペースを設けるなどの工夫するとよいでしょう。


大手ハウスメーカーで廊下のない家づくりを検討しよう


廊下のない家で失敗や後悔をしないためには、廊下のない家の知識が豊富な施工業者に頼むと安心です。大手ハウスメーカーは、長年に渡る実績とノウハウがあるため、安心して家づくりを相談できるでしょう。


「家族がのびのび暮らせる家として、広めの吹き抜けと併用する」「廊下をなくして収納スペースにリフォームする」といった住まいの実例もあります。カタログを取り寄せたり住宅展示場に足を運んだりしながら、大手ハウスメーカーでの家づくりを検討してはいかがでしょうか。


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廊下のない家は間取りの工夫で後悔・失敗のない家づくり