
子ども部屋をひと工夫!いつまでも住みやすい家づくりをしよう
家族の生活スタイルやライフステージが変わると、住む家に求めるものも変わってくるのではないでしょうか。ライフステージの変化に合わせて、家の間取りやレイアウトを変えられると、家を最大限に活用できます。今回は子ども部屋を考える時の工夫やアイデアをご紹介します。
家づくりで気になる子ども部屋
家づくりを考えるときには、心地よい暮らしへ大きな期待が膨らむ一方、間取りやレイアウトなどに悩み、なかなか決められないこともありますよね。そのなかでも、子ども部屋の作り方に悩む方は多いようです。
子ども部屋の作り方を決めるときには、子どもの成長を考えたり、子どもが独立したあとのことを考えておくことが大切です。今回は、子ども部屋を最大限に活用するためにできる工夫をご紹介します。
子ども部屋を考えるときの悩み
一戸建てに住んでいる方たちに、子ども部屋の作り方でどのようなことに悩んだのか聞いてみました。
「家を建てるときは子どもがいなかったけれども、いずれ欲しいと考えていたので、子ども部屋をどうするか夫婦で悩みました」
「子どもが3人いるので、それぞれの子ども部屋を作るとなると、一部屋がとても狭くなってしまいます。決められた空間の中で子どもたちがのびのび過ごせる子ども部屋をどう作るか、いろいろ悩みました」
子どもがこれから成長していくことや、子どもの人数が増えることを想定し、子ども部屋をどのように作ればよいか悩んだという声がありました。子どもの成長やライフステージの変化にも柔軟に対応できる住まいづくりをしたいと考えている方が多いようです。
子ども部屋を活用するための工夫
暮らしやすい住まいにするためには、子ども部屋にどのような工夫ができるのでしょうか。子ども部屋の作り方のパターンを見てみましょう。
個室の子ども部屋をつくる
子どもの人数が決まっているときは、家づくりのタイミングでそれぞれの個室をつくってあげる場合も考えられます。子どもの好みや意見なども取り入れあげると、子ども自身も自分のプライベートルームに愛着をもてるのではないでしょうか。
子ども部屋を複数作ると、子どもが自立した後の部屋の使い道に悩むこともあるようですが、空いた部屋を夫婦の趣味の部屋に使うなど、今後の使い方をイメージしておくことも大切になるでしょう。
広いワンルームに子ども部屋を作る
広いワンルームがあれば子どもの成長にあわせて部屋の使い方を変えていけます。例えば、子どもが小さいうちは家族の寝室として利用したり、広い遊び場として活用したりすることができますね。
子どもが成長しそれぞれのプライベートルームを用意してあげたいと考えるタイミングでは、間仕切りで部屋を分け、独立した子ども部屋に変えることも可能です。空間をどの程度仕切るのかを考えて、間仕切りの方法を考えるとよいでしょう。開放的な印象を残しつつ、緩やかに仕切りたいときには、可動式の収納ボックスや高さのないドレッサーなどを利用する方法もよいですね。部屋の収納も増やすことができて便利です。
空間をしっかりと区切りたい場合は、カーテンやパーテーションで仕切る方法もあります。しっかり仕切れば、子ども同士の就寝時間が違うときでも、照明や人の動きなどが隣に伝わりにくくなります。
将来をイメージして子ども部屋をつくろう
一戸建ての間取りを考えるときには、子ども部屋の作り方も大切なポイントのひとつと言えそうです。これまで多くの家づくりに携わってきたハウスメーカーには、さまざまな知識やノウハウが蓄積されています。
子ども部屋をどのように作っていきたいのか、希望や理想などをハウスメーカーのスタッフに相談することで、よりよい家づくりのアイデアや解決策を提示してくれるでしょう。ライフステージの変化を想定した住まいづくりができるとよいですね。