鉄骨住宅のメリット・デメリット。特徴や木造住宅との違いとは

選び方 2019-10-03
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鉄骨住宅のメリットやデメリット、木造住宅と比較した場合の寿命や断熱・耐震性の違いについて気になる方もいるのではないでしょうか。坪単価や固定資産税が知りたいと思う方もいるかもしれません。今回の記事では、鉄骨住宅の特徴やメリット・デメリットのほか、ハウスメーカーが手がける鉄骨住宅の魅力をご紹介します。


鉄骨住宅を知ろう


鉄骨住宅とは 構造部の材料に鉄骨を使った住宅のことを言います。ここでは鉄骨住宅の建築に用いられる重量鉄骨と軽量鉄骨の違いや、工法の種類についてご紹介します。


重量鉄骨と軽量鉄骨の違いや特徴

鉄骨住宅の建築に使われる鉄骨の種類は、重量鉄骨(厚さ6mm以上の鋼材)と軽量鉄骨(厚さ6mm未満の鋼材)に分けられます。

軽量鉄骨は、一般的な戸建て住宅に多く採用されている構造体です。一部のハウスメーカーを除き、鉄骨住宅の構造体と言えば軽量鉄骨が使われていると考えてよいでしょう。重量鉄骨は、地盤が強い場所でなければ建築できないため、主にマンションや大型デパートを施工する際に採用されることが多い鋼材です。


建築工法の種類

鉄骨住宅の建築工法にはさまざまな種類がありますが、軽量鉄骨に多く使われる工法が、柱や梁をボルト接合で固定する「鉄骨軸組構造(ブレース工法)」です。そのほか、重量鉄骨に多く使われる「鉄骨ラーメン構造」があります。「ラーメン」とはドイツ語で「枠」をいう意味合いで、溶接により柱や梁を接合し枠を一体化する工法のことを指します。


施工会社によって建築工法はさまざまなので、住宅購入前に工法の特徴を知っておくとよいでしょう。


鉄骨住宅の3つのメリット


鉄骨住宅にはどのようなメリットがあるのでしょうか。木造住宅と比較した違いをご紹介します。


メリット1:広くて大きな空間を作れる

鉄骨住宅は広くて大きな空間を作りやすいというメリットがあります。特に、鉄骨ラーメン構造の住宅は柱と柱の間を大きく開けることができるため、広々とした空間をデザインしたい場合に向いています。木造建築も設計の自由度は高いですが、耐震性を高めるために壁を一定量作らなければならなかったり、窓のサイズに制約があったりする場合があります。


メリット2:耐震性が高い

鉄骨住宅は、素材の鉄や鋼がしなることで地震のエネルギーを吸収する構造になっており、耐震性に優れています。また、木造住宅と比較すると、完全に倒壊する危険性は低くなります。木材のように材質によって強度が大きく変わることがないため、鉄骨住宅は安定した高い耐震性があると言えるでしょう。


メリット3:工場生産のため品質が安定している

木造住宅の場合は、木の種類や質によって住宅の質にバラツキが生じてしまいますが、鉄骨住宅に使われる部材は、工場生産によって安定供給する仕組みが整えられている場合がほとんどです。信頼できる施工会社であれば安心して家づくりを任せられるのは大きなメリットと言えるのではないでしょうか。


鉄骨住宅の3つのデメリット


鉄骨住宅を建てる場合のデメリットは何でしょうか。木造住宅と比較した違いをご紹介します。


デメリット1:坪単価が高く建築コストがかかる

鉄骨住宅のデメリットの一つに、木造住宅と比較して坪単価が高く、建築コストがかかることが挙げられます。場合によっては地盤改良が必要となることもあるため、追加費用も念頭に入れて建築会社と相談しながら資金計画を立てることが大切です。


デメリット2:固定資産税が下がりにくい

鉄骨住宅は経年劣化のスピードが木造住宅に比べて緩やかなため、固定資産税が下がりにくいでしょう。税金をたくさん支払うことになりますが、見方を変えれば資産としての寿命が長いとも言えます。


デメリット3:断熱性が低い

断熱性が低さは鉄骨住宅におけるデメリットの一つです。鉄は熱を伝えやすいという特徴があるため、夏は外の暑さが伝わりやすく、冬は寒さが伝わりやすくなってしまいます。断熱材や設備などでデメリットを補い、心地良い住まいを目指してみてはいかがでしょうか。


ハウスメーカーが手がける鉄骨住宅の魅力


独自の技術で高い耐震性や防錆性を備えることができるハウスメーカーや、独自の構法により1階部分の天井高2.7m、最大スパン(柱と柱の距離)7mという広い空間を作ることが可能なハウスメーカーなどがあります。ハウスメーカーが手がける鉄骨住宅は、それぞれの技術を活かしあっているため、間取りや窓の大きさなどを相談してみると、広々としたデザインなど家庭にあった暮らしやすい住まいを提供してくれるでしょう。


鉄骨住宅のメリット・デメリットを理解して家選びをしよう


今回は、鉄骨住宅について重量鉄骨と軽量鉄骨の違いや特徴、メリットやデメリットなどをご紹介しました。鉄骨住宅のメリットとして、地震に強い耐震性の高さや品質の安定性が挙げられる一方、坪単価や固定資産税などのコストが高いことや断熱性の低さがデメリットと言えるでしょう。

これらの鉄骨住宅のメリット・デメリットを理解し、木造住宅と比較検討しながら、理想のマイホームをイメージしてみてはいかがでしょうか。


関連記事:木造一戸建てのメリット・デメリット。気になる寿命と防音性や耐震性

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