一戸建ての維持費用はどのくらい?維持費の内訳や平均費用、節約のポイントを紹介

費用・制度 2022-06-06
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一戸建ての維持費用にはどのようなものがあるのでしょうか。維持費として年間で何にいくら位の費用がかかるのか、平均費用を知りたいと思う人もいるかもしれません。


今回は、税金や保険料など一戸建て入居後から必要となる維持費について、具体的な内容と節約方法などをご紹介します。マイホームを建てて後悔することのないように、維持費について事前に理解を深めておきましょう。


一戸建ての維持費について気になること


一戸建ての購入を考えたとき、住み始めてから必要となる維持費について気になる人もいるのではないでしょうか。


「具体的な維持費の内容や、年間いくら位かかるのか平均費用を知りたいです」(30代男性)

「マイホームとして、一戸建てとマンションのどちらを選ぶか悩んでいます。後悔しないよう、双方の維持費の違いを知っておきたいです」(30代女性)


一戸建ての維持費の内訳や平均費用、マンションに住んだ場合にかかる管理費との違いが気になる方もいるようです。新築を購入すると、多くの方は住宅ローンを組み、ローン返済も生じてきます。マイホームとして一戸建てを購入するときは、住宅ローンに加えて必要となる維持費について理解した上で、後悔のない資金計画を立てたいですね。


特に、維持費がほぼかからない「賃貸住宅」からの住み替えを検討中の人は、マイホームの維持費についてきちんと知っておくと安心でしょう。今回は、住宅購入後に必要な戸建ての維持費について、わかりやすくご紹介します。


一戸建てにかかる維持費の種類と平均費用


一戸建ての維持費用は、固定資産税などの税金と保険料をあわせて月額1万円~1万5千円程度かかるのが一般的です。この金額に加え、不定期に住宅の修繕費用が加算されると考えておきましょう。ここでは、維持費の内訳について、詳しく解説していきます。


一戸建ての維持費①:固定資産税や都市計画税などの税金

マイホームなど不動産を持つと、毎年固定資産税を支払わなければなりません。また地域によっては、都市計画税を納める可能性もあります。固定資産の対象は土地と家屋、償却資産となっており、固定資産税がいくらかは、建物や土地などの不動産評価額によって決まります。一般的な新築一戸建ての場合は、年間10万円〜15万円程度が相場となるでしょう。マイホームの維持費として大きな割合を占めるため、この金額をきちんと把握しておきたいですね。


固定資産税の計算方法は以下の通りです。

固定資産税額=固定資産評価額(課税標準額)×(標準)税率


固定資産税評価額とは、土地や建物の固定資産税を算出するための基準となる価格のこと。土地と建物部分と分けて出されます。ただし中古住宅の場合は、築年数の経過に伴い建物が劣化していくため、固定資産税評価額は減額されます。


固定資産税に課せられる税率は、自治体の財政状況や税額規定などによっても異なります。詳しくは自治体に問い合わせてみるのがよいでしょう。


一方、都市計画税は市街化区域に属さない地域であれば課税されることがありません。課税の有無を確認したい方は、こちらも各自治体に確認するとよいでしょう。


関連記事:一戸建てにかかる固定資産税の計算方法や支払い時期。マンションと税額の違いはある?


一戸建ての維持費②:地震保険や火災保険などの保険料

一戸建てを購入する場合、万が一のことを考え、多くの方が火災保険や地震保険に加入します。場合によっては、住宅ローンを組むときに保険加入が義務づけられることもあるでしょう。保険会社によって差はありますが、保険に入った場合は平均で年間1万円〜2万円程度必要となることを覚えておきたいですね。ただし地域、建物の構造によっても、つけられない特約があったり、免責条件も変わったりするので、加入の際はじっくり比較検討しましょう。


一戸建ての維持費③:住宅の修繕費用

住宅の修繕費用も、マイホームを適切に維持するために必要な費用です。新築住宅と中古住宅では築年数に違いもあるため一概には言えませんが、築10年を過ぎると様々な個所を修繕することになる場合が多いでしょう。外壁塗装、キッチン・トイレなどの水回り、クロスの張替えなどが定期的にかかる修繕箇所となり、修繕費用としてかかってくることを覚えておくと安心です。


修繕費用の平均費用は、修繕する場所や時期によってばらつきはありますが、一度の修繕で20万円〜120万円程度かかり、大きな出費となる可能性もあります。一戸建ての場合、必要となったタイミングで修繕できることがメリットですが、いつ修繕するときがきてもいいように、修繕積立金を準備しておくことが大切ではないでしょうか。月々1万〜2万円程度積み立てておけば、いざというときに慌てずに済みます。急な出費で困ったときは、リフォームローンなどの活用も視野に入れて検討するとよいでしょう。 


一戸建てとマンションで維持費は変わる?


一戸建てとマンションを比べた場合、マンションの方が一戸建てよりも維持費が高くなるケースが多いでしょう。マンションの場合、一戸建てと同様の各種税金や保険料に加えて、次のような維持費がかかります。


  • 管理費(月1~2万円)
  • 修繕積立金(月1~2万円)
  • 駐車場代(月5千円~3万円) など


マンションは、管理会社が維持や修繕をしてくれるメリットはありますが、毎月の管理費や修繕積立金を支払う必要があるため、一戸建てよりも維持費が高くなりやすいのです。


物件価格が同じ一戸建てとマンションに30年間住み続けた場合を比較すると、物件内容や居住地域によって差はありますが、マンションの方が一戸建てよりも1,000万円ほど維持費が高くなると言われています。


またマンションでは、住宅ローンを完済した後も管理費・修繕積立金の支払いが続くことを覚えておきましょう。


維持費を節約するためにできること


維持費をできるだけ節約したいと考えている人もいるのではないでしょうか。ここでは、維持費を節約するためのポイントをご紹介します。


耐久性の高い素材で一戸建てを建てる

マイホームを建てるときには、耐久性の高い外壁や屋根材などを選ぶと、修繕費用の節約につながるでしょう。ローコストで家を建てても、修繕費用にお金がかかってしまっては本末転倒です。初期コストは多少かかりますが、長い目で見た時には、家にかかる総コストを抑えられるのではないでしょうか。


省エネ対策をする

毎月かかる光熱費も、節約できる項目ではないでしょうか。太陽光発電を設置したり、断熱性、気密性のある素材を選んだりするなど、住宅そのものを省エネ対策することもマイホームの維持費を節約する有効な方法のひとつです。また、日頃から節電や節水を意識することも、手軽にできる節約となるでしょう。


修繕は早めにする

家に住み続けるにつれて、劣化や破損は免れません。気付いた時点で早めに修繕を行うよう心がけると、工事規模や工期も少なく済み、費用の負担を抑えることにつながります。修繕費用で後悔しないためには、不具合がないかをチェックする日々のマイホーム点検が重要になってくると言えます。


ハウスメーカーなら修繕にかかるアフターサービスが充実


大手ハウスメーカーでは、長く安心して住める家を提供するために、企業独自のアフターサービスを展開しています。例えば、瑕疵担保責任による保証だけでなく、20年、30年と長期にわたって不具合を無償で補修するサービス、50年以上にわたって無償で行う点検サービスなど、手厚いアフターサービスを行っているハウスメーカーもあります。


アフターサービスが充実していると、想定外の出費を抑えられるかもしれません。ハウスメーカーを選ぶときには、住み始めてからも心強いアフターサービスに力を入れているかを見比べてみるのもよいかもしれませんね。


一戸建てに必要な維持費を理解しておこう