地盤保証とは?地盤保証制度に伴う義務や保証の受け方を解説

基礎知識 2020-05-27
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「地盤保証とはどのような制度?」「補修義務の内容は?」など、新築一戸建てを建てる際に地盤保証の意味や必要性、内容や費用などが気になる人もいるのではないでしょうか。今回は、不同沈下など地盤トラブルに備える「地盤保証」について分かりやすく解説します。


地盤保証とは、地盤トラブルに対して修復費用を保証する制度


地盤保証とは、地盤のトラブルによって住宅に損害が発生した場合に、建物や地盤の修復費用を保証してもらえる制度のことです。地盤会社や保証会社などが「保証人」、住宅の購入者や建設業者が「被保証人」となるのが一般的と言われています。


地盤のトラブルとは、地盤のゆがみなどによって建物が不均等に沈む「不同沈下(ふどうちんか)」のことを指します。不同沈下は、地盤が建物の重さを支えられないことが原因で起こりますが、これにより建物に歪みが生じるほか、外壁や内壁にひびが入ったり、ドアや窓の開閉に支障が出たりすることがあります。このような住宅の損害に備えるための保証が「地盤保証」です。


地盤保証を受けるには、地盤保証会社に加入済の建築会社を選ぼう


新築一戸建ての家を建てるとき、地盤保証の必要性が気になる方や、安心して暮らせるよう地盤保証を受けたいと思う方もいるのではないでしょうか。ここでは地盤保証に入るときの流れをご紹介します。


保証手続きは建築会社が行う

保証会社や地盤会社など第三者機関の地盤保証を受ける場合の手続きは、施主ではなく建築会社が行うのが一般的です。そのため新築住宅の建築依頼先は、地盤保証機関に加入している建築会社を選ぶ必要があります。どこで住宅を購入するか決めるときは、保証機関へ加入しているかどうかも確認しましょう。


地盤調査を行い、適した基礎の仕様や地盤改良を行うことが前提

地盤保証を受けるときの一般的な流れは以下のようです。


  1. 施工主の依頼に基づき建築会社が地盤保証機関に申請を行う
  2. 申請を受けた地盤保証機関は、着工前に地盤調査を行う
  3. 地盤調査の結果に基づき、その地盤に適した基礎の仕様や地盤改良工事を提案、基礎工事や補強工事を実施する
  4. 住宅の竣工から引き渡しまでの間に保険の加入証を発行


基本的にはこのような流れになりますが、建築会社によって多少違いがあります。事前に具体的な流れを確認しておくと、家づくりをスムーズに進められるのではないでしょうか。


地盤保証に必要な費用


地盤保証を利用するには、費用がかかることがほとんどです。地盤保証料として3万円から5万円程度かかるほか、地盤調査料が別途必要となる場合が多いでしょう。建築会社が加入している保証機関によりかかる費用はそれぞれなので、気になる場合には建築会社に確認してみてください。


地盤保証は、補修義務の内容や保証期間などで比較!


補修義務の内容や特約を確認

地盤保証と一口に言っても、保証の対象となるトラブルや、保証金額などの契約内容は、保証会社によってそれぞれです。最近では、地盤保証だけでなく液状化保証とセットになった保証など、さまざまなオプションや特約のついた保証があります。保証範囲などをしっかりチェックしておくことが大切となるでしょう。


保証期間は10~20年など、保証機関によってそれぞれ

地盤保証の保証期間は、10年から、長いもので20年といったプランもあります。保証年数を選ぶことができるプランが多いので、ご自身の住まいにどのくらいの保証期間があれば安心か考えてみるとよいのではないでしょうか。


大手ハウスメーカーなら地盤調査から新築の家づくりまで安心して任せられる


ハウスメーカーで新築一戸建ての注文住宅を建てるなら、地盤に対しても不安のないようにしたいですよね。ハウスメーカーのなかには、地盤調査から家づくり、保証までのすべてを自社で請け負っているところもあります。


具体的には、これまでに積み重ねた数多くの建築実績と経験を活かした独自の地盤調査や、必要に応じた地盤改良を行ってもらえるでしょう。住まいに対する保証も充実しているので、安心して家づくりを任せられるのではないでしょうか。


地盤保証の必要性を検討し、安心安全な家づくりをしよう