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マイホームに和室は必要?メリット・デメリットと和室づくりのポイント

家選びネット公式 (ie-erabi.net) 2020-07-02
間取り・設備


マイホームを購入するとき和室はいるのか、和室なしの物件でもよいかと悩む人もいるのではないでしょうか。和室を作る場合は何畳くらい必要なのかを知りたいと思う人もいるかもしれません。今回の記事では、マイホームに和室を作るメリット・デメリットのほか、和モダンな雰囲気が出せるおしゃれな和室づくりのポイントや実例をご紹介します。


マイホームに和室はいる?いらない?


マイホームに和室がいるのか悩んでいる人もいるようです。実際に和室の必要性を検討している人に、どのようなことで悩んでいるのか聞いてみました。


「夫は和室が欲しいと言っていますが、住宅の敷地がそれほど広くないので、私は和室はなしでもいいと思っています。必要性を検討するために、和室のメリット・デメリットを知りたいです」(30代女性)


「洋室中心の部屋に和室があると、和室だけ浮いてしまうのではないかと思い、和室なしの物件にしようか悩んでいます。和室と洋室があっても統一感のある家はあるのでしょうか」(30代男性)


マイホームの間取りやスタイルを考え、和室を作るか悩んでいるという声が聞かれました。近年では、敷地面積の狭い家や洋風スタイルの家が増えていることから、和室を作ることに悩む人が多いのかもしれません。今回は、和室のあり・なしを検討するときに知っておきたいメリットやデメリット、また和室を作る際のポイントをご紹介します。家づくりをするときの参考にしてください。


和室を作るメリットとデメリット


マイホームに和室を作った人に、和室のメリット・デメリットを聞いてみました。


和室のメリット

「和室に敷いている畳はフローリングと違って柔らかく、直接横になっても心地よいのがメリットですね。休日は家族みんなでゴロゴロしたりと和室でくつろいでいます」(30代男性)


「和室は普段、子どもの遊び場や寝室として使っています。多目的に使えるのが和室のメリットではないでしょうか」(20代女性)


「和室があれば、突然の来客があったときでも、座布団を出せば立派な応接間として使えるので重宝しています」(40代女性)


和室は家族が寛ぐ場所や来客時の応接間として使えるなど、多目的に使えることがメリットです。使う用途が定まっていないとしても、和室を作っておけば、いざというとき便利に活用でそうですね。


和室のデメリット

「和室の畳には細かい隙間がたくさんあるので、フローリングと比べて掃除が面倒です。子どもがジュースをこぼすなど畳を汚してしまうと、きれいに掃除するのが大変なのもデメリットですね」(30代女性)


「畳の場合は何年かごとに裏表を入れ替えるなど、定期的なメンテナンスが必要です。将来的には、畳の交換も必要になるのでコストがかかります」(40代男性)


和室の畳はフローリングと比べて掃除が大変なことや、メンテナンスの必要性があることがデメリットと考えられます。ダニなどのアレルギーが心配だという声も聞かれました。和室を作る場合は、日頃の掃除が大切になりそうです。


和室を作るときのポイント


ライフスタイルを踏まえた間取りにする

マイホームに和室を作るときは、リビング続きにするのか、それとも独立した部屋にするかといった間取りを十分検討することが大切です。例えば、リビング続きの間取りだと、子どもが昼寝をする場所や遊びのスペースとして便利だという声がよく聞かれます。親の目も届きやすく、安心できることが大きな理由と言えるでしょう。


一方で独立した和室を作ることもできます。そのような間取りを選んだ人は、来客時のみ使ったり、静かに落ち着ける部屋として使ったりしているという声がありました。ライフスタイルにあわせて和室の間取りを考えてみてはいかがでしょうか。


用途に合わせ何畳にするか考える

用途に合わせて和室の広さを考えることも、重要なポイントの一つ。4畳あれば、子どもを寝かせる横で洗濯物を畳むといった余裕も出てきますが、敷ける布団は1枚のみです。


しっかりした和室を作るのであれば、4.5畳から8畳くらいのスペースがあるとよいですね。6畳あれば布団を3枚敷き詰めることができます。8畳あれば大人数が集まれるスペースになりますよ。どのような用途に使うのかを考え何畳必要か検討してみてください。


洋室につなげる場合は統一感を大切に

和室を洋室につなげる場合は、統一感を意識してデザインや素材を検討するとよいでしょう。近い印象の色でまとめたり、壁の素材などをひと続きにすると、洋室とも馴染みやすくなるのではないでしょうか。


ハウスメーカーが手掛ける和室の実例


日本家屋のよさを生かしながら、快適な現代の和室も提案しているハウスメーカーがあります。例えば、「い草」ではなく機能性のある和紙などを使用した畳を使った和室。防汚加工が施されていて、飲み物などをこぼしても拭くだけできれいになるほか、耐久性や撥水性に優れており、変色・退色にも強いといった特長があります。


色のバリエーションも豊富なので、昔ながらの和室とは一線を画した和モダンな住宅づくりが可能です。ぜひ、住宅展示場などを訪れ、現代の新しい和室をご自身の目で確かめてみてはいかがでしょうか。


マイホームの和室の必要性は用途やライフスタイルを考えて決めよう


マイホームに和室はいるのか、和室あり・なしの物件はどちらがよいのかと悩む場合は、メリットやデメリットを考慮して、どのような使い方をしたいのかを家族で話し合ってみるとよいでしょう。和室の用途がはっきりすることで、何畳必要なのか、どのような間取りがよいのかといった検討がしやすくなります。


最近ではメンテナンスが楽な畳もあるため、快適な暮らしをそのままに和室のあるマイホームを持つこともできますよ。和室の必要性について十分考え、後悔のないマイホームを建てられるとよいですね。

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