軽量鉄骨造とは?軽量鉄骨造住宅の特徴やメリット・デメリットを解説

基礎知識 2020-09-09
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「軽量鉄骨造とはどのような構造なのか?」「軽量鉄骨造住宅のメリットやデメリットを知りたい」という人もいるのではないでしょうか。今回の記事では、軽量鉄骨造について、特徴や重量鉄骨造との違い、軽量鉄骨造ならではのメリット・デメリットなどをご紹介します。


軽量鉄骨造とは、厚さ6mm未満の鋼材で建てられた住宅のこと


「軽量鉄骨造」と聞いて、どのような構造なのか具体的にイメージできるでしょうか。まずは、軽量鉄骨造の特徴についてわかりやすく解説します。


軽量鉄骨造とはどのような構造?

軽量鉄骨造とは、柱や梁(はり)などの建物の骨組みに、厚さ6mm未満の鋼材を使用する構造のことです。軽量鉄骨造住宅の建築では、建物の部材を工場で生産し、建築現場で組み立てる「プレハブ工法」が用いられます。


「軽量鉄骨造」と「重量鉄骨造」の違いや見分け方

鉄骨造には、「軽量鉄骨造」のほかに「重量鉄骨造」という構造があります。双方の違いは、構造材として使う鋼材の厚さです。重量鉄骨造は厚さ6mm以上の鋼材を使用するものを指します。


軽量鉄骨造は一般的な戸建て住宅で多く採用されているのに対し、重量鉄骨造は、主に大型のマンションや高層階ビルなどで採用されています。


軽量鉄骨造住宅のメリット


新築住宅を検討する際に参考となる、軽量鉄骨造のメリットをご紹介します。


<メリット1>部材が規格化されており、木造住宅に比べて品質が安定している

軽量鉄骨造住宅の多くで採用されているプレハブ工法は、部材が規格化されているため品質が安定しているのがメリットです。建築現場では部材を組み立てるだけでよいため、工期も比較的短くなります。木造住宅の場合は、現場での職人技術に依存しているほか、自然素材である木材の品質にばらつきが生じやすいと言われています。


<メリット2>耐用年数が長く、耐久性が高い

軽量鉄骨造住宅は、耐久性が高いこともメリットの一つです。不動産の減価償却費用を計算する際に用いられる「法定耐用年数」は、軽量鉄骨造の場合、厚さ3mm~4mmで27年、厚さ3mm以下で19年とされています。木造住宅の場合は22年です。適切なメンテナンスを行えば、法定耐用年数よりもさらに長く住み続けられるでしょう。


<メリット3>耐震性に優れ、地震による倒壊の危険が少ない

新築住宅を建てる際には、どの構造においても最低限の耐震性をクリアしていることが前提です。軽量鉄骨住宅の耐震性は、鉄筋コンクリート造の建物には劣りますが、鉄骨が折れにくく倒壊の危険が少ないと言われています。


軽量鉄骨造住宅のデメリット



軽量鉄骨造住宅を建てる際にはメリットだけでなくデメリットを理解しておくことも大切です。軽量鉄骨造のデメリットを解説します。


<デメリット1>防音性が低く、騒音に注意が必要

軽量鉄骨造住宅は、木造住宅と同じく防音性が低いと言われています。近年では、防音効果や遮音性のある素材もであるようで、軽量鉄骨造の住宅でも防音性を高めることは可能です。周りへの騒音を不安に思う場合には、ハウスメーカーとよく相談し、防音対策を講じてみてはいかがでしょうか。


<デメリット2>木造住宅に比べて通気性や断熱性が低い

軽量鉄骨造住宅は木造住宅と比べ、通気性や断熱性が低いこともデメリットです。「夏は暑く、冬は寒い」といった住環境にならないよう、断熱対策を行い快適に暮らせる家づくりをしたいですね。


<デメリット3>間取りを変えにくく、リフォームが難しい

軽量鉄骨造住宅の多くは、ハウスメーカー独自の工法で組み立てられます。工法のなかには間取りを変更しづらく、リフォームに制約が出てしまうケースもあるでしょう。将来的にリフォームを想定している場合は、軽量鉄骨住宅のリフォーム実績が豊富なメーカーに依頼すると安心です。


ハウスメーカーで軽量鉄骨造の丈夫な家を建てよう


軽量鉄骨造の住宅が得意なハウスメーカーでは、独自の技術を活かし、安心安全な暮らしやすい軽量鉄骨造の家を建てられます。例えば、耐久性の高い構造材を用いることで、基本躯体構造の耐用年数を60年以上保証しているハウスメーカーなどがその一例です。


このほか、部材の工場生産率を高めることで、施行トラブルを減らし、短い工期を実現しているハウスメーカーもあります。資料請求をしたり住宅展示場へ足を運んだりして、マイホームづくりのパートナーにぴったりのハウスメーカーを探してみてはいかがでしょうか。


軽量鉄骨造のメリット・デメリットを理解し住宅を検討!