生活動線から考える家の間取りのポイントを紹介!

間取り・設備 2020-09-08
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生活動線を考えて間取りを検討したい方や、生活動線とはどういう意味なのか気になる方もいるのではないでしょうか。生活動線には「家事動線」「衛生動線」「来客動線」「通勤動線」の4種類があります。今回は、暮らしを快適にするための、生活動線を考えるときのポイントを解説します。


生活動線とは。生活するときの動きを表す4種類の動線がポイント


生活動線とは、朝起きてから洗面、トイレ、食事、外出、入浴、就寝といった生活する上での動きを線で表したものです。注文住宅でマイホームの間取りを検討するときには、生活動線に配慮するとよいと言われていますが一体なぜでしょう。まずは、生活動線がよくない間取りの場合に出てくる、問題点の一例をご紹介します。


  • 玄関からキッチンまでが遠く、毎日買い物袋を運ぶのが大変
  • 身支度の際に、部屋を何度も行き来しなければならなず非効率に感じる
  • 浴室へ行くにはリビングを通らなくてはならないため、来客時にはお風呂へ行きづらい など


このような後悔がなく、暮らしやすい家を建てるには、延床面積にかかわらず生活動線に配慮した間取りを考えることが大切です。生活動線の種類は、大きく分けて4つありますが、それぞれどのような工夫ができるのでしょう。生活動線に配慮した間取りのポイントを種類ごとに解説します。


家事動線を考えた間取りのポイント


家事動線とは、炊事や洗濯、掃除など家事をするときに通る道のことです。家事は毎日行うものなので、できるだけ負担が少なくなる間取りにしたいですよね。ここでは、家事動線に配慮した間取りのポイントを解説します。


炊事や洗濯は、外からの出入りを意識した間取りを検討

食材の買い出しも炊事には欠かせません。炊事の動線を考える際には、買い物袋をキッチンまで運ぶ動線に配慮しましょう。延床面積が大きく、玄関からキッチンまでが遠い住宅の場合は、勝手口をキッチンのそばに作ると便利です。キッチン内でもできるだけ効率よく動けるよう、間取りやレイアウトを検討できるとよいですね。


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洗濯時には、「洗濯物を洗う、干す、たたむ、しまう」を一つのプロセスと捉えましょう。最近では、一カ所でこのプロセスを完結できる家事室(ユーティリティ)を間取りに取り入れる家も増えてきました。家事を行う場所はできるだけ一つに集約することを意識すると、毎日の家事もグッと楽になりますよ。


回遊動線を意識した間取りで家事効率をあげよう

回遊動線とは、家の中で行き止まりがなく、ぐるぐると回れる動線のこと。家の中をスムーズに往来できる間取りとして知られています。家事動線を考える際には、この回遊動線を間取りに取り入れると、よりコンパクトで短い家事動線をつくることができます。


衛生動線を考えた間取りのポイント


衛生動線とは、洗面所やトイレ、浴室などへ行くための通り道のことです。衛生動線を考えた間取りを考える際に意識したいポイントを解説します。


トイレの間取りは、使いやすさをプライバシーを考えて決める

トイレの間取りは、多くの方が悩むポイントの一つです。トイレは使いやすさが求められる一方で、プライバシーを守りたい空間でもあります。そのため、部屋からのアクセスが良く、音や臭いが気にならない場所がよいと考える方が多いのではないでしょうか。


それぞれの部屋から行きやすい場所と考えると、家族の意見が一致するのは難しいかもしれません。「家族に高齢者がいる場合は、その方の寝室のすぐ近くにする」「家族が多い場合は、トイレの数を増やす」など、それぞれの家庭にあったトイレの位置や数を検討してみてはいかがでしょうか。


水回りは一カ所にまとめると、効率よく動ける

洗面所や浴室などトイレ以外の水回りは、できるだけ一カ所に集約すると効率よく動けます。特に家族が多い場合は、水回りの場所が離れていると、朝の忙しい時間に廊下が混在し、往来だけでストレスを感じることもあるかもしれません。洗面所などは使う人数に合わせて広めにとるなど、工夫できるとよいですね。


来客動線を考えた間取りのポイント


来客動線とは、お客さまが来たときに通る道のことです。どのような間取りだと、安心してお客さまをお迎えできるでしょうか。


プライベート空間が見えない間取りだと安心

お客さんが来たら、玄関からリビングや客間へ案内することになります。このとき、通り道から洗面所や浴室など生活感が垣間見える空間が見えないように配慮した間取りを考えたいですね。キッチンは独立型なら人目につくことも少ないですが、アイランドキッチンの場合は、見られることも想定してデザインなどを検討するとよいのではないでしょうか。


ほかの生活動線と交わらないかチェックしておこう

来客動線は、できるだけ他の動線と交わらないように間取りを検討するのがおすすめです。例えば、トイレや浴室へ行くのにお客さまのいるリビングを通らなければならないとなれば、行きづらいものです。来客時でも、家族がストレスなく行動できるよう設計時にシミュレーションしておくと安心ではないでしょうか。


通勤動線を考えた間取りのポイント


通勤動線とは、朝起きてから通勤や通学をするために玄関を出るまでに使う通り道のことを言います。朝の忙しい時間帯に効率よく動けるようにするには、どのような間取りを心がけるとよいのでしょう。


忙しい朝の混雑をなくす間取りの工夫をしよう

通勤、通学の時間が重なる朝の忙しい時間帯には、廊下が狭いと渋滞が起きてしまうことも。二人がすれ違って往来する機会が多い家庭では、一人暮らしの場合よりも広い廊下幅が必要となるでしょう。このほか、回遊動線があれば、朝食の準備をしたり、通学の準備を手伝ったりするときに、スムーズに動き回れて便利です。


スムーズに外出できる収納を取り入れよう

通勤や通学で毎日使うバッグなどは、玄関先に専用の収納場所を作っておくのもおすすめです。帰宅時に同じ場所へ収納する習慣があれば、「外出時に持って行くのを忘れた」という失敗も減るはずです。


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