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サンルームとは。メリット・デメリットやDIY・リフォーム時のポイント

家選びネット公式 (ie-erabi.net) 2020-09-07
間取り・設備


「サンルームとは何か?」「おしゃれにDIYできる?」など、サンルームについて気になることもあるのではないでしょうか。今回は、サンルームの特徴や使い方の実例、サンルームをDIYやリフォームで後付けしたい場合の注意点などについて解説します。


サンルームとは、太陽光が降り注ぐガラス張りの部屋のこと


サンルームとは、太陽光が入るよう、全面ガラス張りにした部屋のことです。サンルームは部屋が明るくなり、開放感が得られるとして、近年注目されつつある間取りのひとつです。


似ている設備に「テラス囲い」がありますが、テラス囲いはテラス屋根に側面の囲いをつけたものを指します。サンルームとテラス囲いを比べた場合、サンルームの方が費用はかかりますが、水密性(風を伴う雨に対する防水性)や気密性は高いと言われています。


【実例紹介】便利なサンルームの使い方


家の間取りにサンルームを取り入れた場合、どのような使い方ができるのでしょうか。使い方の実例をいくつかご紹介します。


雨や花粉対策に!洗濯物干し場にする

サンルームは、室内でありながらも太陽光を取り入れることができるので、洗濯物干し場として便利に活用することができます。天候に左右されないことに加え、花粉やPM2.5が衣類につく心配もないので、毎日の洗濯がより楽になるでしょう。


プライベートなダイニングやカフェスペースにする

サンルームにテーブルを置き、ダイニングやカフェスペースとして活用するのもおすすめ。インテリアにこだわって家族や友人たちと楽しめるプライベート空間にするのもよいですね。日々の喧騒から離れ、明るい陽射しの中で、ゆったりとした時間を過ごせるのではないでしょうか。


子どもやペットが安心して遊べるスペースにする

サンルームは、子どもやペットの遊び場として活用する方法もあります。暖かい日には日向ぼっこをするのもよいですね。外の空気を感じられる特別な遊び場として、子どももペットも喜んでくれるはずです。


サンルームのデメリットや注意点


掃除やメンテナンスが大変

サンルームは全面ガラス張りなので、時間の経過とともに、小さなゴミや汚れがガラス面に付着してしまいます。定期的にガラス面を水で洗い流しながら拭き上げるといった掃除や、定期的なメンテナンスが必要となるでしょう。


温度や湿度の管理が大切

サンルームは温度や湿度の管理を忘れずに行う必要があります。サンルームを作ったものの「夏は暑く、冬は寒い」「湿気が原因で結露が起きてしまう」といったことが原因で、サンルームを使わなくなったという声はよく聞かれます。サンルームの使い方にあわせて、エアコンなどの空調設備を整えておくことが大切です。


固定資産税がかかる

施工面積にもよりますが、サンルームは建築物として扱われるのが一般的です。あとからサンルームを増築する場合は、もともとの延べ床面積にサンルームの床面積が加算されることになるため、その分固定資産税も増えます。サンルームの増築する場合は、サンルームの建築費用だけでなく、固定資産税があがることも念頭に入れて資金計画を立てましょう。


関連記事:一戸建てにかかる固定資産税。計算方法やマンションとの違いとは



建築確認申請が必要

建築物として扱われるサンルームを建築、増築する場合は建築確認申請が必要となります。建築確認申請が必要かどうかは自治体の窓口で知ることができるので、事前に確認するようにしましょう。建築確認申請が必要であるにもかかわらず、建築確認せずにDIYやリフォームをしてしまうと、是正指導などを受ける可能性があります。


サンルームを増築して後付け!DIYやリフォームのポイント


DIYやリフォームでサンルームを増築したい、と考える方も多いのではないでしょうか。ここでは、サンルーム増築の際に意識したいポイントをご紹介します。


サンルームの用途によって使う素材を決める

サンルームをDIYする場合、アルミ製や木製のものを作ることができます。アルミ製のサンルームは、本格的ですが費用が安く、初心者におすすめです。ウッドデッキのようなおしゃれなサンルームが良い場合には、木製のサンルームを作ることもできます。費用は使用する木材によって変わってきますが、より本格的なサンルームになるでしょう。


サンルームの場所は太陽の方角などに配慮する

せっかくサンルームを増築しても、太陽光が入ってこない場所に作ってしまっては、サンルームのよさを十分に活かすことができません。サンルームを増築する場合には、方角や向きを検討することも大切です。


ハウスメーカーでサンルームのあるマイホームづくり


ハウスメーカーでは、どのようなサンルーム付きの住まいを建てることができるのでしょうか。例えば、サンルーム内に換気システムや熱交換器を導入して温湿度管理をするなど、より快適に過ごせるような提案をしてくれるハウスメーカーがあります。これまでに多くの実績があるからこその提案も期待できるのではないでしょうか。ぜひ気軽に住宅展示場などを訪れてみてくださいね、


サンルームのメリット・デメリットを知って家づくり


サンルームとは、全面ガラス張りの部屋のことを言います。家の中にいながらも、太陽光が差し込み、開放感のある空間を楽しむことができます。洗濯物干し場やカフェスペースとして活用したり、子どもやペットの遊び場とするなど、使い方もさまざま。


増築したい場合には、建築確認申請が必要かどうかや、どのくらい固定資産税があがるのかをしっかり確認して、サンルームづくりができるとよいのではないでしょうか。サンルームのある、明るい住まいが建てられるとよいですね。

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