ロフト付き平屋の間取りは?固定階段は設置できる?気になる疑問を解説

間取り・設備 2021-01-27
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ロフト付き平屋の間取りに悩んでいる方や、固定階段は設置できるか知りたい方もいるのではないでしょうか。今回は、ロフトのメリット・デメリットや、ロフト付き平屋住宅を検討するときのポイント、間取り事例などをご紹介します。


ロフト付き平屋を検討しよう!


ロフトとは、部屋の一部を2層式にした空間のこと

ロフト付きの平屋の注文住宅を検討している方もいるのではないでしょうか。ロフトとは、天井を取り払い、部屋の一部を2層式にした空間のことを指します。建築基準法では「小屋裏物置等」と表現されており、「天井の高さが1.4m以内」「面積はロフト部分直下階の2分の1未満とする」など、細かい規定が設けられています。


ロフト付き平屋の本体価格は高い?

ロフト付き平屋の本体価格は、ロフトのない平屋に比べて高額になるというわけではありません。ローコストでロフト付き平屋の注文住宅を建てたい場合には、ロフトが得意な建築会社を探してみはいかがでしょう。このほか、間取りをシンプルにしたり、設計を工夫したりすれば、本体価格を安く抑えて、ロフト付きの平屋を建てることができます。


実際にロフト付き平屋を検討する場合には、ロフトのメリット・デメリットをしっかり理解しておきたいところです。今回は、ロフト作りのコツや平屋の間取り事例とともに、ロフト付き平屋について詳しくご紹介します。


平屋にロフトを作るメリット


《メリット1》空間を有効活用でき、部屋を広く見せることができる

平屋は2階建ての家に比べて、屋根の面積を広くとるケースが多いと言えます。ロフトを設けることで、デッドスペースとなってしまう上部の広い空間を有効に活用できるのは大きなメリットです。


また、ロフトを設けることで、空間に奥行きができ、部屋全体を広く見せることができます。特に広い面積を占めるリビングにロフトを設ければ、その効果を実感しやすいでしょう。


《メリット2》収納スペースなど多用途に活用できる

平屋の場合は、広い敷地面積がない限り、2階建てと同程度の延床面積をとるのが難しいでしょう。間取りを考えたときに、収納スペースをとりにくい場合には、ロフトを作って利用するのも一つの手です。屋根裏収納と違って、ロフトは部屋としても利用できるので、子供部屋や書斎として使うなど、多用途に活用できるのもメリットです。


《メリット3》固定資産税の課税対象面積に含まれない

建築基準法を満たすロフトであれば居室扱いにならないため、固定資産税の課税対象となる延床面積に算入されません。したがって、ロフトを作ればスペースを有効活用できる上に、固定資産税を抑えらえるというメリットがあります。


平屋にロフトを作るデメリット


《デメリット1》熱がこもりやすい

ロフトは構造上、熱がこもりやすくなります。屋根に近い場所にあるため、太陽の熱が屋根から直接伝わりやすいのです。外気温の影響も受けやすく、夏はとても暑く、冬は寒いといった環境になることも考えられます。


《デメリット2》冷暖房効率が落ち、光熱費がかかる

ロフトがあると、空間が広くなる分、冷暖房効率が落ちてしまうデメリットもあります。暑い夏や寒い冬には、特に光熱費が高くなってしまうことも考えられます。住み始めてからの必要となるコストについても頭に入れておきましょう。


《デメリット3》使いにくいロフトだと、無駄な間取りとなってしまう可能性も

使いにくいロフトだと、そのうち足が遠いてしまうかもしれません。「階段の昇り降りが面倒で、結局使わなくなった」といった声も聞かれるように、設計次第では無駄な建築コストになりかねません。ロフトを計画するときは、使用目的を明確にして、長く使えるよう検討したいですね。


平屋に実用的なロフトを作るときのポイント


快適に過ごせる空間づくりをしよう

ロフトを作るなら、快適に過ごせるような家づくりをしましょう。対策として、屋根の断熱材を厚くするほか、調湿機能のある断熱材を使用するといった方法があります。全館空調を取り入れると、ロフトでも年中快適に暮らせる家づくりが可能です。


固定階段を設置して昇り降りしやすいようにする

高齢者や小さな子どもがロフトを利用することを考えれば、できるだけ安全に登れる階段があると安心です。例えば、不安定なはしごではなく、固定階段の設置を検討してみてはいかがでしょう。


ロフト作りにおける細かい規定は自治体によって異なるため、固定階段などの設置が認められない場合もあります。あらかじめ自治体で規定を確認しておき、より安全に利用できる方法を検討しましょう。


ロフト内で移動しやすいようなスペースをつくる

ロフトの高さは屋根の形状に左右されます。平屋は2階建て住宅と比べて、天井高を高くすることが可能です。屋根の傾斜を上手く利用すれば、大人でもストレスなく移動できるスペースを作れるでしょう。収納スペースだけでなく子供部屋や書斎といったプライベートスペースとして活用できます。


【事例紹介】ロフト付き平屋の間取り