
分譲地の売れ残りで気になること。売れ残る理由や購入のメリット
住宅探しをしていると、分譲地で売れ残りの区画や新築物件を見つけることもあるのではないでしょうか。それらがなぜ売れ残っているのか気になることもあるかもしれません。今回は、分譲地で売れ残りが出る理由や、売れ残りを購入する場合のメリットなどをご紹介します。
分譲地の売れ残りで気になること
新築の住宅購入を検討していると、分譲地の中に、売れ残りの区画や物件を見つけることがあるかもしれません。立地や価格が魅力的だとしても、売れ残った理由が分からない場合は、購入しても大丈夫なのか気になってしまいますよね。
理想的な住まいの条件は家庭によってそれぞれです。もしかしたら、売れ残っている場所こそが、理想を実現してくれる住まいとなるかもしれません。今回は、分譲地の区画や物件が売れ残る理由と売れ残りならではのメリットをご紹介します。住まい選びの参考にしてみてください。
分譲地が売れ残る理由
ハウスメーカーなどが手がける分譲地は、よりよい暮らしを見据えて緻密に計算された区画割りがされているため、どの区画もあっという間に成約済となってしまうことが多いでしょう。一方で、数ヶ月から数年に渡って区画が売れ残ってしまう分譲地もあります。どのような理由で売れ残ってしまうのでしょうか。
価格
南向きなど条件がよいため他の区画よりも高値がついている場合があります。本来なら人気が出る区画ですが、周辺の相場と比べて条件面よりも割高感の方が上回ってしまう場合、購入されずに売れ残ってしまうことがあります。
場所
角地であることや、交通量の多い大きな道路に面しているなど、区画の場所が売れ残りの原因となっている場合もあります。また、勾配のある分譲地の場合、低いエリアほど山崩れなどの災害リスクが増えるため敬遠される傾向にあります。
このほか売れ残りの理由として、車の騒音が気になる立地であることや、ゴミ捨て場が近いことなどが挙げられます。なぜ売れ残るのか気になる場合、区画の近所に住む方に話を聞いてみたり、営業担当者に詳しく理由を聞いたりしたという声がありました。売れ残り区画や物件は、理由を確かめ納得した上で購入したいですね。
分譲地の売れ残りならではのメリット
理想的な住まいは家庭によって異なるので、売れ残りの場合でも魅力的に感じるときには、購入を検討したいですよね。売れ残りならではの魅力やメリットをご紹介します。
値下がりしていることが多い
区画や物件が売れ残っている場合、価格が値下がりしていたり、交渉次第で値下げしてもらえたりすることがあります。周りの相場と比べて、お得に購入できる価格になることもあるでしょう。
暮らしを想定した家づくりができる
分譲地で周りよりも早い時期に家を建てた場合、周りに家が建つことで、日当たり条件などが変わってしまうことがあります。そうなると、間取りなどを後悔することになってしまうことも考えられます。逆に、土地が売れ残っている場合、すでに周りの家が建っている状態なので最適な間取りや窓位置で家を建てることができるでしょう。また、建物付きの宅地物件の場合は、住宅に不具合が出ていないかなど状態を経過観察した上で購入できることがメリットといえるでしょう。
分譲地の売れ残りも新築一戸建ての候補の1つに
新築の住宅を検討している中、分譲地の中で売れ残りの区画や物件を見つけた場合、なぜ売れ残っているのか気になってしまうこともありますよね。区画や住宅が売れ残る理由は、価格や場所のほかさまざまな要因が考えられます。
理想的な住まいの条件は家庭によってそれぞれ。営業担当者に話を聞いてみるなどして、候補の一つとして購入を検討してみてはいかがでしょうか。