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新築内覧会のチェックリスト決定版|一戸建てのトラブルを防ぐ確認ポイント

家選びネット公式 (ie-erabi.net) 2026-01-15
選び方

念願の新築一戸建て完成まであと一歩。引き渡し前に行われる「内覧会」は、建物の出来栄えを確認する最後の大切なステップです。


「専門知識がない自分たちでも不具合を見つけられる?」「小さなキズを指摘して嫌な顔をされないかな」と不安を感じる方も多いはず。しかし、内覧会は単なる見学会ではなく、入居後のトラブルを未然に防ぐための重要な「最終確認の場」です。


本記事では、一戸建ての内覧会で確認すべきポイントを場所別にまとめた「チェックリスト」を紹介。伝えるときのルールや便利な持ち物まで、後悔しないための準備を解説します。


新築時の内覧会は引き渡し前のラストチャンス


新築一戸建ての内覧会は、完成した物件が契約通りに仕上がっているか、引き渡し前に最終確認ができる貴重な場です。当日は施工会社の担当者(現場監督など)が立ち会い、1時間半〜2時間ほどかけて各所をチェックするのが一般的な流れです。


もし時間が足りないと感じる場合は、後悔を残さないためにも、その場で時間の延長を申し出るなどして納得いくまで確認しましょう。


内覧会の本当の目的は「契約通りか」の最終確認

内覧会は法律で義務付けられたものではありません。しかし、納得のいくマイホームを手に入れるためには、一戸建て・マンションに関わらず、購入者自身による完成検査が不可欠です。


主な目的は「設計図通りに施工されているか」と「建物に不具合がないか」を確認すること。また、このタイミングは、家具や家電の配置を具体的にイメージし、採寸できる絶好の機会でもあります。正確な寸法を測っておけば、入居に向けた準備をスムーズに進められるでしょう。


指摘した不具合は「無料」で直してもらえる

内覧会でキズや設備の不具合を見つけた場合、施工業者が「無料」で修理してくれます。ここで最も重要なのは、必ず「引き渡し前」に指摘することです。


入居後に不具合を見つけても、それが「工事中のもの」か「引っ越し作業中についたもの」かの判断が難しくなり、修理が有料になってしまうケースも少なくありません。「高い買い物だからこそ、完璧な状態で受け取る」という意識を持ち、この機会をしっかりと活用しましょう。


【場所別】これだけは見ておきたい内覧会チェックリスト


一戸建ては確認範囲が広いため、限られた時間の中で漏れなく確認するには事前の準備が欠かせません。効率よく、かつ確実にチェックできるよう、場所ごとのポイントをまとめました。


屋外:基礎のひび割れ、外壁の傷、境界杭の有無

一戸建てで最も見落としがちなのが外回りです。将来のメンテナンス費用にも関わるため、まずは建物を一周して確認しましょう。


  • 基礎: 大きなひび割れや欠けはないか
  • 外壁・屋根: 目立つ傷、汚れ、塗装の塗り残し、コーキングの剥がれはないか
  • 境界杭・外構: 敷地の四隅に「境界杭」が図面通りにあるか。フェンスやポストなど、外構のデザインが契約通りか


玄関・建具:ドアの開閉スムーズさ、鍵のかかり具合

毎日使う場所だからこそ、実際に触って「動作」を確認するのがポイントです。


  • 玄関ドア・室内ドア: 鍵の開閉はスムーズか。ドアを動かしたときに異音がしたり、途中で引っかかったりしないか
  • 引き戸・扉: ガタつきはないか。最後まで閉めたときに跳ね返りや隙間がないか
  • 収納: 下駄箱やクローゼットの扉が干渉せずに開くか。中の棚板の枚数は図面通りか


床・壁・天井:クロスの浮き、床のきしみ、傾きの有無

「見た目」と「感触」の両方でチェックします。床を確認するときは、スリッパを脱いで靴下で歩くと不具合を発見しやすくなります。


  • クロス(壁紙): 剥がれ、シワ、ヨレ、隙間、汚れはないか(特に部屋の隅を重点的に)
  • : ゆっくり歩いてみて、ギシギシと異音がしないか。凹凸や目立つ傷はないか
  • 図面照合: コンセントの数や位置、照明用シーリングの場所が図面と違っていないか


水回り・設備:通水確認(漏れ)、換気扇の動作、床下収納の奥

水漏れや動作不良は入居直後の生活に直結します。必ず施工会社の許可を得てから実際に動かしてみましょう。


  • 通水確認: キッチン、洗面台、浴室で実際に水を流し、適切な水量か、配管から水漏れがないか
  • 設備: 換気扇を回して異音がしないか。このタイミングで扱い方が分からない設備の確認も
  • 床下・天井裏: 床下収納庫を外して、内部に建築ゴミが落ちていないか、水溜まりがないかを懐中電灯で奥まで照らして確認


トラブル回避!指摘する際に必ず守るべき「3つのルール」


チェックリストで不具合を見つけても、それを正しく伝えられなければ意味がありません。施工会社と良好な関係を保ちつつ、確実に直してもらうための3つのルールを確認しましょう。


ルール1:指摘箇所は必ず「写真」と「図面」に残す

不具合を見つけたら、その場所をスマホやデジカメで撮影します。キズのアップだけでなく、部屋全体の中での位置がわかる引きの写真も撮っておくのがコツです。 図面(間取り図)のコピーに番号を書き込み、どこを指摘したのか記録を残しましょう。


ルール2:補修の「完了期日」をその場で合意する

「直しておきますね」という言葉だけで終わらせず、必ず今後のスケジュールを確認しましょう。 一般的には引き渡し日までに補修が行われますが、部品の取り寄せなどで時間がかかる場合もあります。「いつまでに直るのか」「再確認はいつできるか」をその場で合意し、入居当日に「まだ直っていない!」というトラブルになるのを未然に防ぎましょう。


ルール3:小さなキズでも「直るかどうか」をまずは聞く

「これくらいの傷で言ったらクレーマーと思われるかも……」と遠慮する必要はありません。新築なのですから、キレイな状態で受け取りたいと思うのは当然のことです。自分で「直して」と強く迫るのではなく、「これは直せるものですか?」とプロの判断を仰ぐ聞き方をすれば、角を立てずにスムーズに確認できます。


内覧会当日にあると安心な持ち物


内覧会をスムーズに進めるためには、事前の準備が欠かせません。全てのアイテムを揃える必要はありませんが、特に役立つ道具を「必須」と「あると便利」に分けてご紹介します。


【必須】基本の持ち物セット

これらは、不具合のチェックや記録に欠かせない基本セットです。


  • メジャー:図面確認や家具設置のための採寸
  • 筆記用具・メモ帳: 指摘事項や、担当者の回答、採寸結果の記録
  • スマホ(カメラ機能): 指摘箇所の撮影や、インテリア検討のための記録用として活用
  • 間取り図のコピー: 指摘した場所に番号を振り、場所を特定するために使用


【あると便利】チェックの精度を上げる道具

より精密にチェックしたい場合や、効率を上げたいときにあると重宝します。


  • 水平器やビー玉:床や壁に傾きがないかを確認。スマホアプリでも代用可能
  • 懐中電灯:床下収納の奥や屋根裏、クローゼットの隅など暗い場所のチェックに
  • マスキングテープ:指摘した箇所に貼っておくと、補修する際の目印に
  • スマホ充電器:各部屋のコンセントが通電しているかを確認するのに役立つ
  • スリッパ・靴下:室内を汚さないために必須ですが、床の凹凸を感じるには靴下がおすすめ


ハウスメーカーや工務店によっては、図面や簡易的なチェックリストを用意してくれる場合もあります。事前に「当日、自分たちで準備しておくべきものはありますか?」と担当者に相談しておくと、的確なアドバイスがもらえるでしょう。


内覧会への専門家同行のメリット




自分たちだけでチェックすることに不安がある場合は、住宅診断士(ホームインスペクター)や建築士などの専門家に内覧会の同行を依頼することも可能です。


専門家に依頼する最大のメリットは、「素人では気づきにくい欠陥や施工不良を見逃さないこと」にあります。床下や屋根裏の確認、専用機材による傾き調査、建築基準に基づいた客観的な指摘など、プロならではの視点でチェックしてもらえます。同行費用はかかりますが、大きな買い物における安心感は代えがたいものです。「見落としが怖い」という方は、ぜひ検討してみてください。


大手ハウスメーカーであれば、独自のチェックリストを用意していたり、過去の事例から「ここは重点的に見ておいてください」とアドバイスをくれたりすることもあります。まずは担当者に「内覧会で気をつけるべきこと」を相談してみてはいかがでしょうか。


【関連記事】大手ハウスメーカーの特徴を一覧で比較!工務店との違いやおすすめポイント


まとめ:新築内覧会は準備万端で臨もう


今回は、新築一戸建ての内覧会について、目的や場所別のチェックリスト、当日の持ち物やルールを解説しました。新築内覧会は、単にキズを探す場所ではなく、入居後のトラブルを避けるために重要な場です。事前にチェックリストを準備してから臨むことで、確認漏れを最小限に抑えることができます


もし、チェックの精度に不安があるなら専門家への同行依頼も検討しつつ、しっかりとした準備で内覧会を成功させ、万全の状態で新生活をスタートさせてくださいね。

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