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40代でもマイホーム購入は遅くない!40代でマイホームを購入するメリットや購入時のポイント

家選びネット公式 (ie-erabi.net) 2022-08-01
選び方

40代でマイホームの購入を検討する方の中には、頭金なしや貯金なしでも購入できるかや、賃貸物件とどちらがよいかなどが気になる方もいるのではないでしょうか。今回は、40代でマイホームを購入するときのメリットや、住宅ローンを組むときに意識しておきたいポイントなどをご紹介します。


40代でのマイホーム購入は遅いのか?


40代でのマイホーム購入は、決して遅くはありません。賃貸物件のままの方がよいのかと悩む方もいるかもしれませんが、家賃や光熱費を考えると、賃貸の方が月々の支払いが高くなってしまうこともあるようです。マイホームは資産として子どもに残すこともできます。


実際に40代でマイホームを購入する方はどのくらいいるのでしょうか。国土交通省の資料によると、初めて住宅を取得する「一次取得者」の世帯主の年齢は、注文住宅の場合、30代が46.5%、40代が23.3%となっています。分譲戸建住宅の場合は、30代が50.0%、40代が26.6%となっており、いずれも40代でマイホームを購入する人が一定数いるようです。


40代でマイホームを購入するからこそ得られるメリットもあります。年齢に焦ることなく、マイホーム購入のタイミングをじっくり検討してみてください。


参考:国土交通省住宅局「令和3年度住宅市場動向調査報告書」


40代でマイホームを購入するときのメリット


将来の見通しが立てやすい

20代、30代だと家族が増えたり、仕事が変わったりするなど、人生の不確定要素が数多くあります。住宅購入当初は満足のいく住まいだとしても、ライフスタイルの変化によりさまざまな面で不満を感じたり後悔したりすることも考えられるのではないでしょうか。


40代であれば家族構成が定まり年収も安定するなど、ある程度生活が落ち着き将来の見通しが立っている人も多いはず。若い世代に比べ、長く安心して住めるマイホームを手に入れやすいと言えるでしょう。


頭金の金額次第で住宅ローンを減らせる

40代でマイホームを購入するときに気になるのが、住宅ローンの返済ではないでしょうか。住宅ローンは返済期間が30年や35年の場合が多いため、完済時の年齢を考えるとできるだけ早めにローン返済を始めたいと考える方もいるでしょう。


しかし、30代のうちに頭金として使う自己資金をしっかり貯めておければ、ローンの借入額が少なく済み、返済額や返済期間を減らせる可能性が高くなります。減税措置の期間が終わったら繰り上げ返済をするなど、あらかじめ実現可能な返済計画を立てておくと安心です。


老後のことを見越した家を建てられる

住宅には寿命があるため、若い頃にマイホームを購入すると定年や老後を迎える頃に建て替えや住み替えが必要になる場合もあります。また建て替えは必要なくとも、年齢を重ねると生活に不便さを感じ、手すりをつけたり、段差をなくしたりといったリフォームを考える人もいるでしょう。


40代で老後を見越した住まいを購入すれば、入居後の建て替えやリフォームなどにかかる金銭的な負担も減り、長く快適に暮らしていけるのではないでしょうか。


関連記事:住宅ローン返済額の目安は?返済計画のポイントやシミュレーションについて


40代頭金なしで住宅ローン審査を受けるときのコツ


住宅ローン以外の借り入れを減らす

住宅ローンの審査では、車のローンやカードローンといった他社からの借り入れについても考慮されます。そのため、住宅ローン以外での借り入れをできる限り減らしておくことで、審査が有利に進む可能性があるでしょう。


もしも、住宅ローンを借りる前に他のローンが返済できるのであれば、前もって返済しておくことをおすすめします。


複数の金融機関を検討する

金利条件や諸費用を含めた総返済額などは、金融機関によって異なるため、自分の家庭に合った住宅ローンを組むために、複数の金融機関を検討することが大切です。特に、事務手数料や保証料は、数十万円の差が出てくるため注意が必要でしょう。


住宅ローンは金融機関ごとに特徴があります。例えば、都市銀行は「巨大な資金力による信頼感がある」、地方銀行は「地域密着型でスムーズに手続きが行える」、ネット銀行は「他の銀行に比べて金利が低い」などです。一カ所の審査だけで判断せずに、複数の金融機関に仮審査の申し込みを行い、自分の条件に合う銀行を検討していきましょう。


40代でマイホームを購入するときのポイント


住宅ローンは無理のない範囲で借りる

40代でマイホームを購入する際、住宅ローンを組むことは可能ですが注意点があります。完済時の上限年齢を満81歳未満としている金融機関が多いため、借入時の年齢によっては返済期間を短くしなければなりません。


住宅ローンを借りるときは、現在の年収と生活に必要な費用を考慮した上で、無理のない範囲で返済期間を短くし、高齢になった時の金銭的な負担を減らすことを意識しておきたいところです。現在支払っているマンション等の家賃と月々のローン返済額に、大きな差が生じないように設定するとよいでしょう。また、当初は35年ローンで組んだとしても、途中での繰り上げ返済をしたり、退職金で一括返済できるように準備したりしておくと安心です。


物件価格以外の諸経費も念頭におく

マイホーム購入には、住宅ローンの借り入れに必要な事務手数料や保証料、不動産屋に払う仲介手数料、不動産登記費用、火災保険料といった諸経費がかかります。その費用は新築であれば、物件価格の3%は最低必要と言われています。これらの諸経費以外にも、家財準備や引越し代などを貯金から捻出することを覚えておきましょう。


諸経費等を貯蓄から用意するために、頭金なしでフルローンを組む人もいます。40代でその選択をすることも、決して無理ではありません。住宅ローン残高の0.7%が控除される「住宅ローン控除」は、新築住宅であれば原則13年間適用されます。住宅ローンの金利も固定金利を選択すれば、月々の返済額に変動がなく、計画もしやすいでしょう。


参考:国土交通省ホームページ「住宅ローン減税


修繕・メンテナンス費用を用意しておく

一戸建てに長く住むとなると、5年後、10年後、20年後といったスパンで定期的な修繕やメンテナンスが必要です。外壁や水回り、居室などにかかる修繕費用は平均300~500万円と言われています。毎月決まった金額を貯金するなど、計画的に修繕・メンテナンス費用を貯蓄しておきましょう。


教育資金や老後資金のことも考える

子どもがいる家庭の場合は、教育資金も残しておかなければなりません。また、ご自身の老後のことも考えておきたいところです。住宅ローンの返済計画を立てるときには、家族のライフプランを立て、「いつ何にどの程度のお金が必要になるのか」をしっかり把握し、自己資金のやりくりに困らないようにしておきたいですね。


40代なら長く快適に住めるマイホームが建てられる!


今回の記事では、40代でマイホームを購入する場合のメリットや、購入時に意識しておきたいことなどをご紹介しました。40代だと住宅購入時にはある程度ライフプランが定まっている方も多く、老後のことを見越した住宅を購入することができるでしょう。若いうちに貯金をして頭金を貯めておけば、住宅ローンの負担を減らすことも可能です。


40代になってからマイホーム購入の予定がある場合は、修繕・メンテナンス費用や教育資金、老後にかかるお金のことを考えて、日頃から貯金をしておくことも大切です。資金計画をしっかり立て、今からでも遅くない夢のマイホーム購入ができるとよいですね。


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