建売住宅のメリットは?注文住宅・分譲住宅との違いや選び方のポイントを解説

選び方 2021-06-11
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建売住宅のメリットとデメリット、注文住宅や分譲住宅との違いをよく知らないという方もいるかもしれません。今回は、建売住宅の意味や特徴、購入する際のポイントや注意点のほか、大手ハウスメーカーで建売住宅を購入するメリットについてご紹介します。


建売住宅とは、土地と建物をセットで販売している物件のこと


建売住宅の意味。分譲住宅との違いは?

建売住宅とは、土地と建物をセットで販売している一戸建て住宅のことを指します。既に建築済みの状態で販売されているものと、建築中や着工前など未完成の状態で販売しているものがありますが、どちらの場合も、設計プランがほぼ決まった状態で販売されていることがほとんどです。


一方で、分譲住宅とは、分譲地に建てられている物件のことを指します。分譲住宅はすでに建築済みで販売されることも多く、近年では建売住宅と分譲住宅はほぼ同じ意味合いで使われることが多いでしょう。


建売住宅と注文住宅の違い

注文住宅とは、工法や間取り、設備や内装などを自由に設計し、一から建てる一戸建て住宅のことを指します。建売住宅とは異なり、土地を持っていない場合は、不動産業者や仲介業者を通して土地を探すことからのスタートになります。


注文住宅はハウスメーカーや工務店、建築士などに設計を依頼し、設計・施工してもらいます。建築基準法などによる制限はあるものの、自分の夢や理想を叶える住宅を手に入れることが可能です。


建売住宅のメリット


《メリット1》注文住宅に比べ購入費用が安い

建売住宅のメリットの一つは、注文住宅に比べて購入費用が安く済むことです。なぜなら、建売住宅の場合は、建築会社が土地をまとめて購入し、決められたプランの住宅を一度に複数建築するからです。


建材などの材料調達をまとめて購入できる分、住宅にかける費用を削減でき、端材も他の住宅で使えるため、無駄がありません。また、売れ残った物件は、値引きされるケースも多くあります。


関連記事:建売住宅の売れ残り。気になる理由と購入のメリット・デメリット


《メリット2》短い期間で入居できる

建売住宅は、自分に合う家が見つかり次第、短い期間で入居できることもメリットです。注文住宅の場合、情報収集を始めた頃から、住宅が完成して入居できるまでの期間は平均1年と言われています。


一戸建てに住みたいけれど、一から家を建てるのは大変だという人や、子どもの進学に合わせて年度の切り替えでの入居を検討しているご家庭など、住宅購入を急いでいる方は、建売住宅を検討してみると良さそうです。


《メリット3》実際に物件を確認してから購入できる

建売住宅は、購入前に外観や内装、間取りや設備などを見学できるので、実際の暮らしをイメージしながら、じっくりと考えることができます。住んでみてから後悔をしないためにも、実物を見てから購入できるということは、メリットと言えるでしょう。


《メリット4》打ち合わせ回数が少なく済む

建売住宅は、打合せ回数が少なく済むというメリットもあります。注文住宅を建てるときの打ち合わせの回数は、少ない人で10回未満、多い人で20回以上と言われています。業者との打ち合わせが減らせるため、家を建てるための時間が取れない、あまり時間をかけたくない方にはおすすめです。


《メリット5》土地と建物の購入資金をまとめて借りられる

建売住宅は、土地と建物の購入資金を住宅ローンでまとめて借りることができます。注文住宅のように土地と建物の代金を分けて支払う必要がないため、準備する書類の用意や手続きが、1度で済むこともメリットです。


関連記事:分譲住宅などの新築一戸建て。住宅ローンの審査基準や流れ


建売住宅のデメリット


《デメリット1》間取りや仕様に自分の希望を反映できない

建売住宅のデメリットは、注文住宅のように間取りや仕様に自分の希望を反映できないことが挙げられます。しかし、近年では間取りのパターンを複数用意しているハウスメーカーも増えてきており、選択肢の幅が広がっていると言えるでしょう。


《デメリット2》個性的なデザインの家が少ない

建売住宅は画一的な建物になりがちなので、デザインや間取りに対してこだわりが強い方にとっては、それがデメリットと感じられるかもしれません。注文住宅のように個性的なデザインの家は少なく、多くの人に好まれるデザインが採用されている物件が多いでしょう。


《デメリット3》見えない部分の不具合・欠陥リスクがある

すでに建築済みである建売住宅の場合、施工の過程を見ることができません。そのため、見えない部分の不具合や欠陥リスクがあっても、事前に確認することが難しいでしょう。


建売住宅の場合、建物自体はもちろんのこと、例えば擁壁をつくる場合は、擁壁自体の安全性もしっかりチェックするなど、十分時間をかけて家選びをしたいところ。契約前に工事の過程を十分に説明してもらうことや、良い施工業者を選ぶことも必要になってきます。


《デメリット4》仲介業者から購入する場合は、建物について不知なケースも

建売住宅を不動産仲介業者から購入する場合、使用している建材や工法、アフターフォローなどに詳しくなく、質問してもにすぐに回答がもらえないという場合もあるようです。販売先が本当に信頼できる会社かどうか、きちんと見極めることが大切になってくるでしょう。


建売住宅を購入する時のポイントや注意点


建売住宅を購入する時に後悔をしないためには、どのようなことに気を付ければ良いのか、購入する時のポイントや注意点をまとめました。


優先順位を決めて家探しをする

建売住宅を購入する際は、マイホームに求める条件の優先順位を決めておくようにしましょう。建売住宅はデザインや間取りなどがすでに決定しているため、全ての希望条件に合う物件を探すことは難しいです。希望条件に優先順位をつけておけば、スムーズに家を探すことができるのではないでしょうか。


調整池などの周辺環境も確かめておく

建売住宅の周辺環境も確かめておくと良いでしょう。例えば、近隣にどのような人が住んでいるのか、学校や病院が近くにあり買いものにも便利かなど、暮らしやすい環境なのかを確かめておくと良さそうです。


また、開発分譲地などでは、河川の氾濫を防ぐ目的で、大雨の際に雨水を一時的に貯めておく「調整池」が、一画に設けられていることがあります。住宅地にとっては大切な施設ですが、衛生上の問題や、子どもが入り込まないかなど、危険が無いかチェックをしておく必要もあるでしょう。


保証やアフタフォローの有無をチェック

建売住宅を購入後の保証やアフターフォローについても、チェックしておきたいポイントです。アフターサービスの対象が主要構造部だけでなく、設備も含まれるなど、保証等の期間や内容は、施工会社メーカーによってさまざまです。契約前にしっかりと確認しておきたいですね。


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