三世代同居のメリット・デメリット。二世帯住宅を建てるときのポイントも紹介

選び方 2020-01-26
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三世代同居とは、祖父母、夫婦、子どもの三世代が同じ家で一緒に暮らすことを言います。夫婦と子どもだけの核家族世帯と比べ、三世代同居にはどのようなメリットやデメリットがあるか気になる方もいるのではないでしょうか。今回の記事では、三世代同居をする場合のメリット・デメリット、国土交通省の資料をもとにした新築の二世帯住宅を建てる際の減税措置などについてご紹介します。


三世代同居とは


三世代同居とは、祖父母、夫婦、子どもの三世代が同居することを言います。国土交通省の資料によると、現在では夫婦とその子どもだけで暮らす「核家族世帯」が最も多く、三世代同居率は徐々に減ってきているようです。


しかし、子育てや介護が社会的問題となっている今、三世代同居や近居をすることによって世代間で助け合い、安心して暮らせる環境づくりをすることが、国の重要なテーマとして掲げられています。これから家を建てる方の中には、共働き夫婦なので子育てを祖父母に手伝ってほしい、親の介護が必要になったなどの理由から、三世代同居ができるよう二世帯住宅を検討している方もいるのではないでしょうか。


今回は、三世代同居のメリット・デメリットや、二世帯住宅購入時に適用できる減税措置、ハウスメーカーが手掛ける二世帯住宅の魅力についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。


参考:厚生労働省政策統括官(統計・情報政策担当)「平成30年国民生活基礎調査(平成28年)の結果から グラフでみる世帯の状況」


三世代同居のメリットとデメリット


三世代同居にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。実際に二世帯住宅で三世代同居をしている方に話を聞いてみました。


メリット

「親と家事を分担したり、困ったときに助け合えたりするのが三世代同居のメリットだと思います。小さな子どもがいるので、子育てを手伝ってもらえるのはとても助かります」(30代女性)


「以前は親夫婦と別世帯で暮らしていました。二世帯住宅を新築して光熱費も分担するようにしたところ、以前よりも負担額が減ったので良かったです」(30代男性)


三世代同居のメリットとして、家事や育児を助け合えることや光熱費の負担が減るということがあるようです。このほか、建築費用も親子ローンを活用するなどして、負担が楽になったという声がありました。


デメリット

「三世帯同居をしていますが、家の中の共有スペースが多いので気を遣うことがあります。間取りを考えるときに、もう少しプライベートな空間の確保を意識しておけばよかったと後悔しています」(30代男性)


「両親とは洗濯や料理、掃除などのやり方が違うほか、生活リズムも異なるためそれをストレスに感じることもあります。お互いに妥協点を見つけながら生活しています」(20代女性)


三世代同居のデメリットとして、プライバシーの確保が難しいことや生活リズムやライフスタイルの違いがストレスにつながる、といったことが挙げられました。二世帯住宅を新築する際には、お互いの生活スタイルを意識した間取りを考えるとよいかもしれませんね。


三世代同居のための家づくりには減税措置や補助金を活用!


三世代同居のための減税措置

三世代同居をするために、新築で二世帯住宅を購入しようと検討している方もいるのではないでしょうか。住宅ローンを利用して新築の二世帯住宅を購入した場合は、一般的な住宅と同様、住宅ローン減税を受けることができます。


年末のローン残高の1%を所得税(所得税から控除しきれない場合、翌年度の住民税)から10年間控除してもらえるため、ぜひ活用しましょう。


三世代同居のための補助金

自治体によっては三世代同居を促進するために、補助金制度を設けている場合があります。三世代同居を目的に、二世帯住宅を新築、もしくは二世帯住宅へのリフォーム工事を行う場合などに、この補助金制度を申請できます。住宅取得に要する経費に対して補助金を交付するケースが多く、補助率は上限額があるものの、補助対象経費の2分の1や3分の1という自治体もあるようです。対象となる住宅であれば、この制度を活用するとよいでしょう。


また、地元の中小工務店で長期優良住宅や省エネに優れた木造住宅を建てる場合は、「地域型住宅グリーン化事業補助金」を活用することもできます。三世代同居対応住宅の場合は、この補助金額に上限30万円が加算されます。


参考:国土交通省住宅局「住まいづくりの支援策」


ハウスメーカーが提案する二世帯住宅の魅力