ローコスト住宅で後悔?失敗しない家づくりのポイントを紹介

選び方 2022-04-25
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ローコスト住宅で後悔しないためには、安く購入できる理由を理解し、納得した上でハウスメーカーと契約することが大切です。今回は、ローコスト住宅での後悔事例や、建築費用をコストカットできる理由をわかりやすく紹介します。家選びの参考にしてみてください。


ローコスト住宅とは、1000万円台で建てられる家のこと


ローコスト住宅とは、比較的安い価格で建てられる住宅のことを言います。定義はありませんが、坪単価が30万円〜40万円台で、おおよそ1,000万円台で建てられるものを指すケースが多いでしょう。


できるだけ建築費用を抑えたい方にとって魅力的なローコスト住宅ですが、「購入して後悔することはないか?」と心配な方もいるかもしれません。


ローコスト住宅を検討する場合は「安く購入できる理由」を理解し、納得して購入することが大切です。ここからは、ローコスト住宅の後悔事例や安さの理由、住宅メーカー選びのポイントなどを紹介していきます。


ローコスト住宅で後悔するケース


ローコスト住宅を建てて後悔している人も少なくないようです。どのような理由で後悔するのか、いくつかのケースを見てみましょう。


<後悔1>安っぽい感じがして、理想と違った

ローコスト住宅は、内容や外装などのつくりが安っぽく見えてしまうケースがあります。建築コストを抑える分、シンプルなデザインになってしまうことが多く、重厚感や高級感のある家を希望している方は後悔してしまうかもしれません。


<後悔2>住宅性能が低く、光熱費がかさんでしまう

住まいを快適な空間に保つために必要な「断熱性」や「気密性」。ローコスト住宅の場合、これらの住宅性能が低くなることもあります。


近年注目されている高気密・高断熱の家に比べ省エネ性が劣ることで、「夏は暑く、冬は寒い」住まいとなってしまうことが考えられます。結果として、光熱費がかさんでしまい、後悔する人もいるようです。


<後悔3>耐震性が低く、災害時が心配

ローコスト住宅の「耐震性」に不安を覚える方もいます。住宅の建築時には、地震に対する耐久性を示す「耐震等級」が付けられます。耐震等級は1〜3までありますが、ローコスト住宅は耐震等級が低めに設定されるケースが多いでしょう。


最低限の耐震性能は、建築基準法によって定められているため、建築許可の下りた家であれば、ある程度の耐震性は保証されます。しかしながら、高い耐震性能を求める場合には、ローコスト住宅の購入を十分検討した方がよいでしょう。


関連記事:耐震等級3は必要?耐震等級の意味や調べ方、証明する費用やメリットを解説


<後悔4>メンテナンスにお金がかかる

住み始めてからの住宅メンテナンスにお金がかかり、ローコスト住宅を購入したことに後悔している方もいます。導入設備などのグレードを下げてコストカットをしている場合、イニシャルコストは抑えられるものの、メンテナンスや取り換え頻度が高くなります。かえってお金がかかってしまうことも、考えられるでしょう。


ローコスト住宅が低価格で購入できる理由


ローコスト住宅はなぜ安く建てられるのか、低価格の理由を知りたいという方もいるのではないでしょうか。ここでは、ローコスト住宅が建てられる理由を解説します。


理由1:材料費のコストカット

ローコスト住宅に使用する建材は、住宅メーカーがまとめて一括購入することで、仕入れ値を安く抑えています。間取りを規格化し、購入する資材の種類などを限定することで、さらなるコストカットを実現しています。


このほか、材料となる木材は、あらかじめ工場に発注し部品化してから一括発注することで、原価を低く抑えるケースが多いようです。


理由2:プランがシンプル

シンプルなプランが多いこともローコスト住宅の特徴です。凹凸の少ない家にしたり、部屋数を減らしたりすることで、使用する建材を減らし、家づくりの費用を抑えています。照明やコンセントの数を減らすなど、細かな部分のコストカットも行われています。


理由3:人件費のコストカット

ローコスト住宅は、こだわりを取り入れた注文住宅に比べて工事期間が短く済むため、人件費を抑えることができます。タイルや塗り壁にする場合は、仕事に精通した職人の作業が必要となりますが、そのような作業をなくすことで、人件費をカットしています。


理由4:宣伝広告費のコストカット

お金をかけて宣伝広告を行わず、販売価格を抑えていることも、住宅を低価格に抑えられる理由です。地元の口コミなどを中心に営業活動を行うなど、施工会社の努力によって、コスト削減をしています。


ローコスト住宅で後悔しないためのチェックポイント


ローコスト住宅を購入して後悔しないためには、どのような点に気をつけるとよいのでしょうか。ここでは、納得してローコスト住宅を購入するために、知っておきたいポイントをご紹介します。


提供プランがライフスタイルにあっているか

ローコスト住宅はほとんどの場合、ある程度間取りや仕様が決まった「規格住宅」です。間取りなどの選択肢が限定的となるほか、設備や建具のグレードも低めのものから選ぶのが一般的。検討しているローコスト住宅を契約して、自身のライフスタイルにあった家づくりができるのか、十分確認することが大切です。


価格に含まれている内容はどうか

提示された金額に、どのような内容がふくまれているのか確認しておくことも大切です。場合によっては、必要最低限の仕様となっておりオプションを追加しないと満足できないようなケースも考えられます。オプションを追加する場合、総コストとしてどのくらいかかるのかを確かめながら検討できるとよいですね。


保証・アフターメンテナンスの内容や期間

ローコスト住宅建築後の保証やアフターメンテナンスも確認しておきたいポイントです。住宅は何度も買い替えるものではありません。基本構造部分についての瑕疵は、10年間を保証期間として法律で定められていますが、それ以外の保証やアフターサービスについて十分納得できるものか確かめておきましょう。


信頼できるハウスメーカーかどうか

ローコスト住宅で後悔しないためには、信頼できるハウスメーカーに依頼しましょう。ローコストだからといって、粗悪な建材が使われたり、手抜き工事をされたりしては困りますよね。住宅検討時には疑問点や不安点を解消して、業者選びをするようにすることがポイントです。


大手ハウスメーカーで予算を抑えた家づくりも可能


「お金をかけずに家づくりをしたいけれど、大手ハウスメーカーにも憧れている」という方もいるのではないでしょうか。大手ハウスメーカーでは、オーダーメイドの注文住宅だけでなく、規格住宅を手掛けているところも多くあります。


規格住宅は、大手ハウスメーカーの品質そのままに、注文住宅よりも安くマイホームを手に入れることができるのが魅力です。無理のない予算で家づくりができるハウスメーカーを探してみてはいかがでしょうか。


関連記事:規格住宅とは?注文住宅・建売住宅との違いやメリット・デメリット


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