規格住宅とは?注文住宅・建売住宅との違いやメリット・デメリット

選び方 2021-12-13
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規格住宅とはどのような住宅を指すのか、注文住宅や建売住宅との違いが気になる方もいますよね。規格住宅を建てる場合、メーカーごとの特徴や、平屋でも建てられるのか知りたい方もいるかもしれません。今回は規格住宅のメリット・デメリットや間取りの特徴、大手ハウスメーカーが提案する規格・セミオーダーの住宅についてご紹介します。


規格住宅とは?


規格住宅は、コストを抑えながらも上質な家づくりができると言われています。規格住宅とは具体的にどのような住宅を指すのか、詳しく見ていきましょう。


規格住宅とは、一定の「規格」に基づいて建てる住宅のこと

規格住宅とは、一定の規格(プラン)から間取りや仕様、設備などを選んで建てる住宅のことです。メーカーによっては「企画住宅」と表現している場合もあります。


メーカー毎に多種多様なプランが用意されているので、好みの仕様を選んだり、家族構成やライフスタイルに合わせた間取りを選択したりすることも可能です。近年は、おしゃれなデザインの規格住宅を提案するハウスメーカーも増えており、若い世代を中心に人気が高まっています。


規格住宅と「注文住宅」の違い 

注文住宅とは、間取りや設備などを自由に選んで建てる住宅のことです。「フルオーダー住宅」と「セミオーダー住宅」に分類されるのが一般的ですが、注文後に建築を始めるという意味では「規格住宅」も注文住宅の一種と言えるでしょう。


●フルオーダー住宅

フルオーダー住宅とは、建築基準に沿った範囲であれば、間取りや仕様を細部に至るまで自分で選べる、設計自由度が最も高い住宅です。その分、打ち合わせに時間を要するほか、資材が別注になるなど建築コストは高くなります。


●セミオーダー住宅

セミオーダー住宅とは、基本的な仕様があらかじめ決まっていて、一定の選択肢から設備などを選ぶ住宅です。規格住宅に比べると設計の自由度は高く、ある程度のこだわりを反映できますが、一般的でないものの採用は難しいでしょう。


「注文住宅」と「規格住宅」との違いは、設計自由度の高さです。規格住宅は設計の自由度が低い分、ローコスト・短期間で家が建てられるという特徴があります。


規格住宅と「建売住宅」の違い

建売住宅は、土地と建物をセットで販売している住宅のことです。建築中や着工前など未完成の状態から販売する物件もあれば、完成後の物件を販売する場合もあります。


建売住宅は、基本的に仕様などが決定しており、自分の希望を反映させるのは難しいでしょう。ただし、建築初期に購入する場合、多少の設備や仕様変更が可能なケースもあるようです。


「建売住宅」と「規格住宅」との違いは、土地の有無です。建売住宅は土地が決まっているのに対して規格住宅は建物のみの購入となるため、自分の理想に合う土地を探すことができます。


規格住宅のメリット・デメリット


規格住宅のメリット

規格住宅は、どのような方におすすめの住宅なのでしょうか。ここからは、規格住宅のメリットをご紹介します。


<メリット1>販売価格が安い

規格住宅は、フルオーダーやセミオーダーの住宅に比べて販売価格が安い傾向にあります。規格型の住宅に用いる外壁や床材などは、大量生産されている建材・資材が活用されるためローコストで建築できるのです。


設計や耐震構造の計算も済んでいるため、そこにかかるコストも抑えられます。ある程度必要な費用が決まっていることで、住宅ローンなどの資金計画も立てやすいでしょう。


<メリット2>完成後をイメージしやすい

あらかじめ用意されたプランで建てる規格住宅は、完成後をイメージしやすいこともメリットです。モデルハウスや過去に施工された家とほぼ同じ仕上がりの家が建つので、注文住宅購入者が感じやすい「完成した家が想像していた家と違った」という後悔も少ないでしょう。


<メリット3>短期間での家づくりが可能

規格住宅は、家づくりをゼロから考える必要がないため、短期間での家づくりが可能です。打ち合わせ時間を短縮できるほか、カタログチェックなど家づくりにかかる手間も省くことができます。施工面では、資材の搬入や建築の工程などがマニュアル化されているため、工期が短くなるというメリットもあります。


「子どもの入園、入学に合わせたい」など新居の完成を急ぎたい方は、規格住宅を検討してみてはいかがでしょうか。


規格住宅のデメリット

規格住宅には、メリットだけではなくデメリットもあります。規格住宅を検討する上で知っておきたいデメリットをご紹介します。


<デメリット1>設計の自由度が低い

規格住宅は、基本的な仕様が決まっているため設計の自由度が低くなります。細部までこだわった家づくりをしたい方や、人と違った個性的な家を建てたい方には不向きでしょう。


<デメリット2>間取りが変更できない

規格住宅は、原則として規格にない間取りへの変更ができません。家を建てたいハウスメーカーが決まっている場合は、提供している規格住宅において、希望する間取りを選べるか確認しておくことが大切です。


<デメリット3>土地によっては建築が難しい

土地の形状によっては規格での家の建築が難しいことも、規格住宅のデメリットです。狭小地や変形地、傾斜地などで規格住宅の建築を検討する場合は、施工可能かどうか事前に確認しておくことが大切です。


規格住宅の間取りは、3LDKが主流。平屋は建てられる?


規格住宅の間取りは、一般的なファミリー世帯(3~4人家族)に合わせ3LDKの商品が多く採用されています。しかし、ハウスメーカーによって用意している間取りのパターンはさまざまなので、希望に合った家づくりが可能なメーカーもきっと見つかるはずです。


規格住宅で「平屋建て」を建てられるのか、気になる方もいるかもしれません。メーカーによっては、おしゃれな平屋住宅の建築プランを提供しているところもあるので、ぜひ理想の家づくりが可能なメーカーを探してみてください。


大手ハウスメーカーおすすめの規格住宅・セミオーダー住宅を一覧で紹介 


大手ハウスメーカーの規格住宅・セミオーダー住宅は、選べる選択肢やコンセプトもさまざまです。予算的に大手ハウスメーカーでの家づくりが難しいと感じる場合でも、本体価格を抑えられる規格住宅なら、希望を叶えられるケースもあります。


ここからは、大手ハウスメーカーおすすめの規格住宅・セミオーダー住宅を一覧でご紹介します。大手ハウスメーカーでの家づくりを検討する際の参考にしてみてください。


積水ハウス(積水ハウス株式会社)


累積建築戸数世界一に裏付けられた、施工品質が強み


積水ハウスは、施工品質が強みの、累積建築戸数世界一を誇るハウスメーカーです。積水ハウスの子会社である「積水ハウスノイエ」では、多忙な20代~30代に「心地よく、ちょうどいい」暮らしを提案する「SEKISUI HOUSE noie」という商品があります。


3階建てや平屋建築も可能で、家事や子育てを楽にする工夫が詰まった、7つのパターンから間取りを選択できます。耐震性や耐久性、耐火性など、住まいに関する基本性能も高く、アフターフォローも充実しています。


積水ハウスの特徴をもっと詳しく見る


ダイワハウス(大和ハウス工業株式会社)


安心・安全を追求したテクノロジーが魅力


ダイワハウスは、外張り断熱通気外壁や高い耐震性能を維持する独自構造を採用し、業界トップレベルの安心・安全を追求するハウスメーカーです。


ウェブ限定の規格住宅「Lifegenic(ライフジェニック)」では、自分のライフスタイルやこだわりにマッチする、自分らしい家づくりが可能。8つの外観デザインと5つのインテリアスタイルから、自分に合った理想の住まいを見つけることができます。WEB上で間取りやデザインなどのシュミレーションができるので、理想の家のイメージ作りに役立ちますよ。


ダイワハウスの特徴をもっと詳しく見る


住友林業(住友林業株式会社)


木材の質感にこだわりたい方におすすめ


木の家づくりに精通している住友林業は、木材の質感にこだわった家づくりをしたい方におすすめのハウスメーカーです。


規格住宅の「Forest selection(フォレストセレクション)」は、多彩なプランが魅力です。家事動線や収納力など、お客様のニーズを考えたプランは1000通り。街並み映える4つの外観スタイル、自由に選べる床材や壁紙のインテリアなど、理想に近い最適なプランを提案してくれます。


住友林業の特徴をもっと詳しく見る


セキスイハイム(積水化学工業住宅カンパニー)


「環境」「安心」「快適」において、一歩先を行く高性能住宅を実現


セキスイハイムは、住宅の性能の中でも根幹となる環境・安心・快適において、高性能な住宅を開発しています。


おうち時間の増加やテレワークなどに対応した住まいを提供する「セミオーダーハイム」という商品では、用意されたプランの中で内装を選び、簡単にイメージに合うプランを作ることが可能です。


国が推進するレジリエンス住宅チェックリスト(健康を支え災害に備える住まいと暮らしのためのツール)の4つの力を備え、人生100年時代に対応するための独自要素をプラスし、「家族の幸せな暮らしを末永く守れる家」を提供しています。


セキスイハイムの特徴をもっと詳しく見る


トヨタホーム(トヨタホーム株式会社)


・トヨタグループの総合力で、住まいの安心を守ります


トヨタホームは、「品質力」「保証力」「企業力」の3つの安心で、家づくりをサポートするハウスメーカーです。


ライフスタイルを表現できる家がコンセプトの「LQ(エルキュー)」では、外観などの品質や技術力はそのままに、デザインや空間などを好みにアレンジできます。鉄骨ラーメン構造を採用しているので、大空間・大開口も実現可能です。


トヨタホームの特徴をもっと詳しく見る


パナソニックホームズ(パナソニックホームズ株式会社)


「強さ」と「暮らしやすさ」を大切にした家づくり


パナソニックホームズは、安心で快適な住まいを大切にし、強い耐震構造や独自の空調システムを提供しています。


間仕切りがほとんどない「リビングボックス」という商品は、丸ごとリビングになる家で、家族みんなの自由な暮らしが実現可能。豊富な仕様プランから、ライフスタイルや希望に合わせてカスタマイズできます。


パナソニックホームズの特徴をもっと詳しく見る


へーベルハウス(旭化成ホームズ株式会社)


充実の長期保証・点検システムでサポート


ヘーベルハウスは、基本躯体構造での耐久性60年以上を実現し、60年無料点検システムなどのアフターサービスが充実しているハウスメーカーです。


セミオーダースタイルの家づくりを提案する「マイデッサン」では、おうちのプロ目線で厳選した、230のプランを提供しています。家にいながら、好みの外観や仕様などを選び、簡単に家づくりを進めることが可能です。


へーベルハウスの特徴をもっと詳しく見る


ミサワホーム(ミサワホーム株式会社)


充実した商品ラインナップが魅力


ミサワホームは、充実した商品ラインナップが魅力のハウスメーカー。日本の風土や暮らしに適した住まいづくりを得意としています。


規格住宅の「スマートスタイル」は、コンセプトが8種類。高品質と普遍性の高い設計やデザイン性、施主のこだわりに応える柔軟性を兼ね備える商品です。高強度・高断熱・高耐震設計に加え、アフターサポートも充実。ミサワホームならではの、大収納空間「蔵」も取り入れています。


ミサワホームの特徴をもっと詳しく見る


規格住宅の良さを活かした、理想的な家づくりをしよう


今回は規格住宅の概要やメリット・デメリット、ハウスメーカー毎のおすすめプランなどをご紹介しました。規格住宅は、ローコスト・短期間で家づくりをできることが大きなメリットです。


平屋住宅のプランを提供しているメーカーもあるので、ライフスタイルに合わせて理想的な住まいを検討してみてはいかがでしょうか。規格住宅で後悔のない家づくりができるとよいですね。

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