一戸建て住宅の平均坪数や延床面積。求める広さはどのくらい?

基礎知識 2019-05-17
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一戸建て住宅を新築するとき、坪数や延床面積の平均が気になる方もいるのではないでしょうか。住まい全体でどのくらいの広さがあるとよいのでしょう。全国の平均的な水準とされる坪数や延床面積のほか、気になる間取りなどについて紹介をします。


一戸建て住宅の平均的な坪数や延床面積


一戸建てのマイホームにどのくらいの広さが必要かを考えたとき、平均的な「坪数」や「延床面積」が気になる方もいるのではないでしょうか。一坪とは、およそ2畳(帖)の広さで、約3.3㎡に相当します。一般的な一戸建ての平均坪数は30~40坪です。30坪だと、3LDKまたは4LDKの間取りが中心となります。


関連記事:マイホームの平均坪数は何坪?理想の坪数を考えるときのポイント


また国土交通省の資料によると、都道府県別の平均的な延床面積は、東京都64.48㎡、神奈川県76.62㎡、千葉県89.4㎡、埼玉県86.58㎡、茨城県108.55㎡、栃木県110.24㎡、群馬県109.89㎡、山梨県113.27㎡となっています。もっとも面積が広いのは富山県で152.18㎡、狭いのが東京都です。一戸建てを建てたい場所によって、平均的な面積が異なることを理解しておきましょう。


参考:一住宅当たり延べ床面積の都道府県比較(国土交通省)



一戸建て住宅に求める広さはどのくらい?


国土交通省の資料によると、一戸建て住宅には「最低でもこれだけは必要」という最低居住面積水準と、「これくらいの広さがあればいいな」という誘導居住面積水準が定められています。広さや間取りを考える際の目安にしてみてはいかがでしょうか。


3人家族の場合

最低居住面積水準:40㎡=約12.1坪(35㎡=約10.6坪)

誘導居住面積水準:100㎡=約30.3坪(87.5㎡=約26.5坪)


4人家族の場合

最低居住面積水準:50㎡=15.1坪(45㎡=約13.6坪)

誘導居住面積水準:125㎡=37.8坪(112.5㎡=約34坪)

※()内は、世帯人数の内3~5歳児が1名いる場合の面積


必要な家の広さは、家族の人数だけでなく、希望の暮らし方によっても異なるでしょう。広さは部屋数によってもある程度決まってきますので、何部屋の居室が欲しいのか、間取りを決めてから広さを考えることもおすすめです。


参考:国土交通省「住生活基本計画(全国計画)における誘導居住面積水準及び最低居住面積水準」

関連記事:30坪・40坪の注文住宅、価格相場は?費用の内訳や建築実例を紹介


一戸建て住宅で耳にする「面積」とは


一戸建てを新築したり購入したりするとき、延床面積のほかにも「面積」にまつわるさまざまなワードが出てきます。これらの面積を元に、一戸建てを建てる際に配慮しなければならない「建ぺい率」や「容積率」を求めることができます。ここでは、面積に関するワードについて、意味の違いをご紹介します。


土地面積

「敷地面積」とも呼ばれ、土地を真上から見下ろして測った面積のことを指します。斜面や凹凸は計算に入りません。そのため傾斜地など斜面にある土地の土地面積は、実際の表面積よりも狭くなります。


建築面積

建物を真上から見たときの外周で求めた面積のことで単位として㎡が用いられます。坪に換算すると建坪 でも表せます。一般的な住宅では、広さのある1階部分の面積がおおむね該当しますが、1階より2階の面積の方が大きい場合は、2階を地面に投影した面積が建築面積となります。


一戸建ての広さを考える際に知っておきたい建ぺい率は、土地面積に対する建築面積の割合を表す数値で、用途地域に応じて制限されています。


建物面積

「延床面積」と同じ意味合いで使われる言葉です。建物の各階の床面積をすべて足したものを表します。建物面積は容積率を求める際に用いられ、建物面積(延床面積)÷土地面積(敷地面積)×100で容積率が求められます。建物を建築する際には、居住環境の保護や公共施設とのバランスを保つために、行政によって定められた制限を守って建築しなければならないのです。


施工面積

建物面積(延床面積)に含まれないバルコニーやロフト、玄関ポーチなど、実際に施工した部分を含む面積のことです。施工面積という表現は法的な規制がないため、坪単価に利用されてしまうことがあります。ハウスメーカーや工務店など、施工会社を決める際は、坪単価を基準として価格を比較することもあるでしょう。その坪単価の計算方法が、施工面積もしくは建物面積のどちらなのか条件を揃えて比較しないと、建築費に大きな差が生じる可能性があるため注意しましょう。


一戸建て住宅の平均坪数や延床面積を知っておこう


今回は、一戸建ての住宅の平均坪数や延床面積についてご紹介しました。どこに住むかや家族構成などによって、適切な広さは異なります。家族のライフスタイルをイメージし、それに合った土地を探したり、必要な坪数や間取りを考えたりしてみてはいかがでしょうか。


住宅購入は人生で一度きりの方も多く、住宅に関する疑問や分からないことも多いでしょう。そのような場合には、住宅のプロであるハウスメーカーの営業担当者に相談したり、話を聞きに行ったりするのもよいでしょう。きっと、あなたにぴったりの住まいを提案してくれるはずです。


平屋住宅の購入を検討している方はこちら。坪数と照らし合わせた間取りを紹介しています。

関連記事:新築平屋の費用相場や間取りの実例。失敗しないポイントは?

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