30坪・40坪の注文住宅、価格相場は?費用の内訳や建築実例を紹介

基礎知識 2020-10-26
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30坪・40坪の注文住宅における価格相場や、オプションに費用をかけた場合の建築予算が気になる方もいるのではないでしょうか。今回の記事では、平均的な注文住宅の価格相場や坪単価のほか、2000万円台、3000万円台、4000万円台でそれぞれどのような家が建てられるのか、予算を立てるときのポイントとともにご紹介します。


注文住宅の価格相場はいくら?


「土地あり」「土地なし」注文住宅の価格相場

注文住宅の価格相場はいくらでしょうか。住宅金融支援機構の2019年度フラット35利用者調査によると、注文住宅購入のための平均所要資金は以下のようです。


<土地なし注文住宅>

全国平均 3,454万円

首都圏 3,772万円


<土地あり注文住宅>

全国平均 4,257万円

首都圏 4,993万円


「土地あり」「土地なし」いずれの場合も、首都圏で注文住宅を建てるために必要な資金は、全国平均を大きく上回っており、同じ注文住宅でも地域間で購入価格に違いがあることがわかります。


30坪・40坪の注文住宅を建てる場合の坪単価は90.9万円

注文住宅本体の平均床面積は125.8㎡(125.8㎡÷3.3㎡/坪=約38坪)なので、30坪から40坪程度の注文住宅の坪単価は、約90.9万円と考えることができます。この坪単価は、注文住宅の全国平均価格3,454万円を、平均床面積から換算できる坪数38坪で割ると算出できます。しかし、この数字はあくまでも平均値であることを理解しておきましょう。ハウスメーカーによって、坪単価の相場はそれぞれなので、依頼先を選ぶときの目安として参考にするとよいのではないでしょうか。


参考:住宅金融支援機構「2019年度フラット35利用者調査」


注文住宅にかかる費用の内訳


注文住宅を建てるには、どこにどのような費用がかかるのでしょうか。ここでは、具体的な費用の内訳を解説します。


土地の購入にかかる費用

注文住宅を建てる場合は、土地を準備しなければなりません。土地は地域によって価格差があり、都内の土地を購入するとなると高額になるケースが多いでしょう。すでに土地を持っている方は必要のない費用ですが、家を建てるために土地の整備や地盤改良が必要なケースもあることを覚えておきましょう。


住宅の建築費用

注文住宅の建築費用には、本体工事費用、別途工事費用、設計料などが含まれます。本体工事費用は、建物本体を建てるためにかかる費用で、家づくりにかかる全費用の約75%を占めます。別途工事費用は、外構工事や照明器具工事などにかかる費用ですが、プランやオプションの有無、工法などによってかかる費用は大きく異なります。


設計料は住宅の基本的な計画から建築設計、工事が設計どおりに行われるかの工事監理業務までを含む対価のことです。建築工事費用(本体工事費用+別途工事費用)の10%程度が目安と言われています。ハウスメーカーや工務店、ビルダーなど、依頼先によっても費用に違いがあるため、資料請求などをして比較してみるとよいでしょう。


諸手続きにかかる費用

注文住宅の購入にあたって、印紙税や登録免許税などの税金や、登記費用、住宅ローンの手続き費用、引越し費用などのお金がかかります。これらをまとめて「諸費用」と言います。注文住宅建築の資金計画を立てる際には、建築費用だけでなく諸費用を含めた総額を知っておくことが大切となります。


【2000万円・3000万円・4000万円】予算別に注文住宅建築のポイントを解説


ご自身の年収やご家庭の状況によって、住宅にかけられる予算はそれぞれですよね。ここでは、建築費用の予算別にどのような家が建てられるのか、注文住宅建築時のポイントをご紹介します。


2000万円台の注文住宅

2000万円台の建築予算は、平均的な建築コストよりも少ない予算になるため、予算配分を明確にして、コストダウンできる場所を見極めることが大切です。


例えば、1階と2階の面積がほぼ等しい総2階の家は、構造がシンプルになるため建築費用が抑えられます。このほか「屋根の形状はできるだけシンプルにする」「内装や設備などでコストダウンできそうな箇所を探す」ことも家づくりのポイントです。平屋住宅を検討する場合は、間取りや設備を工夫すれば1000万円台から2000万円台での建築が可能です。


3000万円台の注文住宅

3000万円台の建築予算は全国平均予算に近い金額で、平均的なグレードの家を建てられるでしょう。予算配分にメリハリをつければ、床暖房を設置したり床材を質の良いものにしたりするなど、マイホームのオプションを検討することも可能です。一方で、平均的な価格帯であるがゆえに、プランや設計の選択肢が多く、悩みどころが多くなってしまうケースも。住まいに対する優先順位を家族でしっかり話し合うことがポイントとなりそうです。


4000万円台の注文住宅

4000万円台の建築予算は、平均予算を上回る金額なので、こだわりを反映したグレードの高い住宅を建てることができるでしょう。例えば、外観や内装、水回りなどさまざまな箇所にオプション費用をかけることも可能です。


家自体の形も、シンプルなもの以外に、凹凸のある複雑な構造を選ぶこともできます。妥協点を見つけるのではなく、こだわりたい部分をしっかり見極めて、後悔のない家づくりができるとよいですね。


関連記事:マイホームのおすすめオプションは?オプション費用で後悔しないハウスメーカー選びのポイント


住宅購入の予算を立てるときのポイント


マイホームの購入資金は、頭金と住宅ローンでまかなうのが一般的です。住宅の購入予算を立てるときには、どのようなことを意識するとよいでしょうか。


用意できる頭金を考えよう

頭金は、貯金や親の援助によって準備する方が多いようです。貯金から頭金を捻出する場合は、いざというときに必要な「生活予備費」と、車の買い替えや子どもの教育費など「将来への貯蓄」を手元に残しておくことが大切です。


生活予備費は一般的な会社員の場合、3~4ヶ月分の生活費を残しておきたいところ。毎月の収入と支出のバランスをきちんと把握し、どの程度頭金を用意できるのか検討しましょう。


関連記事:マイホーム貯金はいくら必要?貯金方法のポイントや残す金額を解説


住宅ローンは無理のない金額を見極めよう

住宅ローンをいくら借りるのか悩む方もいるかもしれませんね。住宅ローンは、年収や家賃を参考にして毎月返済できる金額を決め、借りる年数を掛け合わせて算出すると無理のない金額を定めやすいでしょう。


子どもの出産や進学など、ライフイベントも頭に入れておくことが大切です。そのときに支出がどのくらい増えそうなのかを考えて、その分も毎月貯金をしていけると安心ではないでしょうか。


ハウスメーカーで予算にあった注文住宅を建てよう!