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マイホームブルーとは?後悔しないマイホーム購入のポイントを解説

家選びネット公式 (ie-erabi.net) 2022-07-13
選び方


マイホームブルーを克服したいと悩む人や、購入前に「マイホームブルーになってしまうのでは」と不安になる人もいるのではないでしょうか。念願のマイホーム購入にも関わらず、マイホームブルーが離婚の要因となってしまうことは避けたいところ。


今回の記事では、マイホームブルーの原因や家を建てるときに気をつけたいこと、マイホームブルーを抜け出す方法、さらにはマイホームブルーから離婚に至った場合の住宅ローンの考え方などを、わかりやすくご紹介します。


マイホームブルーとは? 離婚の要因にもなる


マイホームブルーとは、マイホームの計画中や購入後に「気分が落ち込む」「不安が増す」「イライラが募る」など、精神的に不安定な状態になることを言います。マイホームブルーの状態が長く続くと、理由なく夫や子どもに八つ当たりしてしまうことで夫婦間のトラブルが深刻になり離婚に発展してしまう場合もあるようです。


マイホームブルーにならないためには、家づくりの際にどのようなことを心がけておくとよいのでしょう。


マイホームブルーの原因


《原因1》住宅ローン返済への不安

マイホーム購入時に住宅ローンを利用する場合、「金額の大きさ」や「今後数十年と続く返済」に対して、プレッシャーや不安を感じることもあるでしょう。家計のなかで返済の負担が大きい場合には、生活に余裕がなくなってしまい気づいたら「マイホームブルーになっていた」「離婚を考え始めていた」という話も聞かれます。マイホームブルーは、夫も妻も陥る可能性があります。お互いにフォローし合えればよいですね。


《原因2》土地や建物に縛られるという意識 

「隣の空き地にマンションが建ち日当たりが悪くなった」「毎日の近所づきあいが思ったより大変」など、新居に住み始めてから気づくことも多々あるでしょう。しかし、住まいに対する後悔や不満があっても、土地や物件を購入したばかりだと簡単に家を変えることは難しいもの。そのような葛藤が大きなストレスとなり、マイホームブルーに陥ることもあるようです。


《原因3》理想とのギャップ 

マイホームには、さまざまな理想を思い描くのではないでしょうか。しかし、実際に新居に暮らし始めると、理想とのギャップが明らかとなり、落ち込んでしまうことがあるかもしれません。


「実際の暮らしのなかで家事動線が悪く、間取りに失敗したと感じています。家での生活がより便利で楽しくなると思っていたので、とても残念です」


「明るいリビングが家族団らんの場になると期待していましたが、間取りの設計が甘かったのかリビングの日当たりが悪く、気分も暗くなりがちです」


このほか「部屋が狭い、少ない」「設計のときにお願いした希望が反映されていない」などの理由で家づくりに失敗したと感じることもあるようです。「理想とは異なる家に住まなければならない」というネガティブな気持ちが、マイホームブルーにつながってしまうのかもしれません。


妊娠中のマイホーム購入に悩んでいる方はこちら。

関連記事:マイホーム購入は出産前と出産後のどちらがよい?妊娠中の家選びのポイント


マイホームを建てる前に気をつけること


マイホームブルーにならないためには、どのようなことを意識して家づくりを進めるとよいのでしょうか。後々、失敗してしまったと感じないよう、建築前に気をつけたいことをいくつかご紹介します。


住宅ローンなどライフプランに合わせた資金計画を立てる

ローン返済などの資金計画は、マイホーム購入時に十分検討しておきたいポイントの一つ。家族のライフプランから、子どもの教育資金など、自分たちには「いつ」「どのような」出費が必要になるのか具体的に把握し、余裕をもった返済計画を考えることが大切です。先を見通した資金計画を立てておくことで、焦りやプレッシャーを感じることも減るはずです。


立地や周辺環境は昼だけでなく夜も確認する

マイホームの購入を決める前に、交通量や騒音など土地の立地や周辺環境を十分チェックするようにしましょう。また、土地の確認は昼に行う場合が多いかもしれませんが、実際その場所に暮らすことを考えると、夜のチェックも忘れずに行うことが大切です。


間取りや動線は着工後も定期的なチェックを

新居の間取りや動線、細かい使い勝手の部分は、設計段階で十分確認することに加え、着工後も定期的にチェックしに行くことをおすすめします。細かな不備でも早めに気付いて対処できれば、入居後の不満も減るのではないでしょうか。


関連記事:マイホーム購入を後悔しないために!後悔ポイントや失敗しないためのコツを紹介


マイホームブルーの克服方法


マイホームブルーにならないよう対処できるのが一番ですが、状況によってはマイホームブルーに陥ることもあるかもしれません。ここでは、マイホームブルーを抜け出す方法を紹介します。


模様替えやリフォームで住みやすさを改善

マイホームの間取りや動線など住まいに関する悩みがある場合には、DIYや模様替えをするなど工夫をして、住みやすさの改善に取り組んでみてはいかがでしょうか。それでもマイホームブルーを克服できない場合には、思い切ってリフォームを検討してみるのもよいでしょう。


友人、知人の家や近所の家の方が、自分の家よりも勝っているように見えてしまい、マイホームブルーに陥ることもあるかもしれません。そのような時には、周りの家をあえて見ないようにしたり、割り切って模様替えやリフォームの参考にしたりすれば、気分も晴れるのではないでしょうか。


マイホームでの生活に楽しみを見出そう

マイホームブルーになると、住まいの悪い点ばかりに目が行きがちです。しかし、新しい家での暮らしとなれば、家族との食事やお風呂など当たり前のことに「幸せ」や「楽しさ」を見出すこともできるのではないでしょうか。


どうしてもマイホームブルーから抜け出すことができない場合には、家を売却することも一つの手ですが、まずは周りにある小さな幸せに目を向けてみてはいかがでしょう。


マイホームブルーで離婚する場合。住宅ローンの契約はどうなる?


マイホームブルーが原因となり、夫婦間の価値観の相違や、性格の不一致で残念ながら離婚にいたってしまうケースもあるでしょう。そこで問題になるのが、契約した住宅ローンがどうなるのか、といったことではないでしょうか。


ここでは、住宅ローンをキャンセルできるタイミングや、離婚後のローンの支払い方についてお伝えします。


住宅ローンは融資実行前ならキャンセルが可能

結論から言って、住宅ローンは融資実行前ならばキャンセルができます。しかし、住宅ローン契約を締結した後になると、「手数料」や「印紙税」などを負担しなければならない可能性があることを知っておきましょう。


また、家づくりを行う場合は、住宅ローンの申し込みと同時に住宅会社との手続きも進めることになります。住宅会社に対しては、手続きや工事の進捗具合によって、費用負担が発生するケースがあることを覚えておきたいですね。


家が完成したあとの住宅ローンの支払い方

家が完成していて住宅ローンの返済が始まっていれば、離婚後も住宅ローンを返済し続けなければなりません。離婚後の住宅ローンの支払い方は「家を売却して住宅ローンを返済する」または「どちらかが家に住み、住宅ローンを返済する」という方法が考えられます。しかし、できるだけそのような事態にならないよう、マイホーム計画が立てられるとよいですね。


経験豊富な大手ハウスメーカーでマイホームを建てよう


マイホームの購入は一生に一度という方が多く、初めて経験する家づくりでは分からないことや悩むこともあるかもしれません。その結果、自分たちの納得いく家づくりができずマイホームブルー、ましてや離婚という結果になるのは避けたいところ。


大手ハウスメーカーでは、より満足度の高い家を建てるため、営業マンの育成に力を入れています。経験や知識の豊富な営業マンのサポートがあれば、初めての家づくりでも心強いのではないでしょうか。夫婦または家族で楽しく家づくりを進められる環境があれば、マイホームブルーにも陥りにくいはずです。


マイホームブルーにならないために入念なマイホーム計画を立てよう!


マイホームブルーに対して不安になったり、マイホームブルーを克服したいと考えたりしている人もいるようです。マイホームブルーの原因は、住宅ローンに対するプレッシャーや理想とのギャップが大きいこと、土地に縛られるという意識からくるストレスなどが考えられるでしょう。


マイホームブルーが原因で離婚に発展するケースもよく聞かれます。そうならないためには、入念な資金計画のほか、十分に土地や立地を確認することなどが大切です。また、マイホームブルーから抜け出すためには、家の模様替えやリフォームに取り組むほか、日常生活の中で小さな幸せや楽しみを見つけてみるなどの方法を試してみてはいかがでしょうか。家族で十分検討し、満足のいくマイホームを建てられるとよいですね。

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