家づくりの流れと注意点。失敗しないためのアイデアやポイントを紹介
近年、家づくりブログやアプリ、本などマイホーム購入時に参考となるものが数多くあります。しかし、家づくりの流れの中で本当に大切なことが何なのか、明確でない方もいるかもしれません。
今回は、失敗のないマイホーム購入のために、重視したいポイントや注意点などをご紹介します。
家づくりの流れで気になること
家づくりは、初めての経験だという方がほとんどではないでしょうか。マイホームに対する夢や希望が膨らむ一方で「一体何から始めれば良い?」「資金準備はどのように進めるとよいか気になる」など、分からないことも多いかもしれません。
マイホーム購入で後悔しないためには、家づくりの流れを知り、十分事前準備をしておくことが大切です。ここからは住まいづくりの流れとともに、失敗しないためのポイントやアイデア、注意点などを見ていきましょう。
マイホームを持ちたい理由を考えよう
家づくりの最初のステップとして、マイホームを購入したい理由を家族で話し合いましょう。家づくりをスタートすると、さまざまな選択肢の中から判断や選択をしなければならない場面が数多くあります。そんなとき、マイホーム購入の目的を明確にしておくことで、後悔のない判断や選択ができるでしょう。
ここでは、多くの方から聞かれるマイホーム購入理由をいくつかご紹介します。
<マイホーム購入理由1>子どもや家庭のため
結婚や子どもの出産がきっかけでマイホームを購入したという方は比較的多いようです。「環境の良い場所で子育てしたい」「家が手狭になったため」「子どもたちの進学にあわせ、通学に便利な立地にマイホームを購入した」など、さまざまな声が聞かれます。
<マイホーム購入理由2>住宅ローンの返済を考えて
マイホームを購入する場合、住宅ローンを借りる方がほとんどです。住宅ローンの返済期間は、30年または35年と長期に渡るため、完済時の年齢を考慮してマイホーム購入のタイミングを決める方もいます。賃貸住宅に住んでいる場合、家賃の支払いと住宅ローンの返済がそれほど変わらないと判断し、住宅購入に踏み切る方も多いようです。
<マイホーム購入理由3>老後の安心のために資産を持ちたい
住宅という資産があれば老後に安心して暮らせると考え、マイホームを購入する方もいます。マイホームの場合、ローンの支払いが終われば、土地や建物は自分の資産となります。しかし、賃貸住宅の場合は、家賃を払い続けても資産とすることはできません。
【戸建て?マンション?】住居スタイルを検討する
住居として「戸建て」と「マンション」のどちらを購入するか、検討しましょう。ここでは、「戸建て」と「マンション」それぞれのメリット・デメリットを解説します。
戸建て住宅のメリット・デメリット
戸建て住宅は、住まいの広さがメリットの一つです。間取りや部屋数の選択肢が多く、家族構成やライフスタイルに合わせた住まいを選ぶことができるでしょう。マンションと違い、騒音や振動で隣家や上下階に気を遣うことなく生活できるのも、子育て世帯にとっては嬉しいメリットです。
一方、戸建て住宅は駅から離れた郊外に立地していることが多く、通勤や通学時に電車を利用する方にとってデメリットとなるかもしれません。築年数が経過すると、修繕費としてまとまったお金が必要となることも覚えておきたいですね。
分譲マンションのメリット・デメリット
分譲マンションのメリットは、オートロックや防犯カメラの設置、管理人が常駐していることなどセキュリティ面の充実が挙げられます。駅から徒歩圏内が多いなど、立地条件の良さもマンションならではの魅力と言えるでしょう。
ただし、部屋の広さは、一戸建てに比べると狭いケースが多くなります。2~3LDK、70㎡程度の部屋が一般的で、間取りの自由度も低くなります。維持費として、管理費や修繕積立金、駐車場などのランニングコストが必要となることも家選びの判断材料として頭に入れておきたいですね。
理想の間取りや部屋数は?具体的にイメージする
居住スタイルが決まったら、具体的にどのような家が良いのか、マイホームに対する要望を整理しましょう。このとき、家づくりノートを作っておくと、家族や施工会社と情報共有しやすく、家づくりを進めやすいでしょう。具体的にイメージできない場合には、イベントへの参加や、本、アプリの活用なども検討してみてください。
家づくりセミナーや勉強会に参加する
工務店やハウスメーカーなどでは、さまざまなタイミングで家づくりセミナーや勉強会を開催しています。多くの場合、家づくり初心者を対象としているため、さまざまな知識やアイデアを得られる場となるでしょう。
家づくりブログや本、アプリを活用する
インターネット上にある家づくりブログを参考にしたり、住まいに関する本を読んだりするのも良いでしょう。最近では、スマホなどでダウンロードできるアプリを活用することもできます。
アプリはインテリア実例を収集できるものや、ゲーム感覚で内装や外装をシミュレーションできるものなど色々あるので、自分に合ったものを探してみてはいかがでしょうか。