販売中モデルハウス購入のメリット・デメリット。失敗・後悔しないための注意点は?

選び方 2020-05-22
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販売中のモデルハウスを購入して失敗や後悔をすることがないのか、不安な方もいるのではないでしょうか。モデルハウスは値引きされるケースもあるなど、お得な値段で購入できる一方、検討時に知っておきたい注意点がいくつかあります。今回は、モデルハウスの特徴や購入のメリット・デメリット、購入時に意識したいポイントなどをご紹介します。


モデルハウスとは、住宅メーカーが販売促進のために建てた見本物件のこと


モデルハウスとは「このような家が建てられます」と、新築一戸建て物件の宣伝目的で、ハウスメーカーなどが建設している見本物件のことを指します。モデルハウスは実際に暮らす住居と同じか、少し高めのクオリティで建築されるのが一般的です。


マイホーム検討時には、モデルハウスを見学することで、パンフレットや図面だけでは理解しづらい間取りや設備を具体的にイメージしやすくなるでしょう。


販売されるモデルハウスは「住宅展示場」または「分譲地」の物件


モデルハウスは見本物件としての展示期間終了後、売りに出されるケースがあります。ここでは、販売されるモデルハウスにどのようなパターンがあるのかご紹介します。


販売パターン① 住宅展示場のモデルハウス

住宅展示場とは、戸建住宅が展示されている場所のこと。規模の大きな住宅展示場では、さまざまなハウスメーカーのモデルハウスが建ち並んでいます。見学予約可で子供向けのイベントも多いことから、訪れたことがある人もいるのではないでしょうか。


住宅展示場に建つ物件は、各メーカー最新の設備や内装、間取りを披露する場でもあるため、一定期間が過ぎれば新しいものへと建て替えるのが通例です。その際、元々あった物件を、解体して別の場所に再建築する「リユースハウス」として販売することがあります。


販売パターン② 分譲地のモデルハウス

分譲地の建売住宅が販売される際に、見学用に使用するため一画に「モデルハウス」を建てる場合があります。一定の公開期間が終了するとそのまま販売できるよう、多くの人に受け入れられやすい間取りや設備で建てられることが多いでしょう。ハウスメーカーによっては、宿泊体験を実施している場合もあります。


モデルハウスを購入するメリット


マイホームを持つための選択肢としてモデルハウスの購入を考えている方もいるのではないでしょうか。ここでは、モデルハウス購入で得られるメリットをご紹介します。


【購入メリット1】安い価格でお得に購入できる。値引きしてもらえる場合も

モデルハウスは見本用物件として建てられたという経緯があるため、一般的な新築一戸建て物件よりも安く購入できることが多いでしょう。公開期間が過ぎても売れ残っている場合は、さらに値引き販売をしてもらえるケースもあります。


【購入メリット2】良い設備や家電がついてくるケースが多い

住宅展示場に建つモデルハウスは、グレードの高い設備や家具、家電を採用しているケースもあります。モデルハウス購入時に付属するものは、ハウスメーカーによって異なりますが、設備や家具家電のほか、カーテンや絨毯といった展示品のインテリアもいっしょに譲り受けることができる場合もあるので、検討時に確認してみてはいかがでしょうか。


【購入メリット3】設計や間取りに悩む必要がない

注文住宅を購入する場合と違って、モデルハウスはすでに建てられた物件を購入することになるため、設計や間取りに悩む必要がありません。購入前に見学し、間取りや動線を確認することもできるので、購入後に後悔することも少ないはずです。


【購入メリット4】分譲地のモデルハウスならすぐに住みはじめることができる

分譲地に建つモデルハウスの場合は、売買契約を終えれば、すぐに住みはじめることが可能です。「できるだけ早く新しいマイホームに住み始めたい」という方にとっては、嬉しいメリットですよね。


モデルハウスを購入するデメリット


【購入デメリット1】新築ではなく、中古住宅として扱われる

モデルハウスは、多くの方が見学した後の物件となるので、新築一戸建てではなく中古住宅として扱われます。


新築とは、一般的に「新しく建築された家」「未入居の家」を指しますが、建築工事完了日から1年以上経過しても未入居な家は、例外として既存物件つまり「中古住宅」として扱われます。モデルハウスは、その例外に当てはまるのです。


中古物件として扱われるため、「住宅瑕疵担保責任保険」に加入できない場合があるほか、備え付け家具や電化製品の保証期間が短くなってしまう場合があることも知っておきましょう。


【購入デメリット2】展示品の家具や設備がキズついている場合もある

モデルハウスの展示期間は、分譲地の場合だと建築から1年、住宅展示場のなら建築から3~5年間で、その後販売されることが多いでしょう。その間、不特定多数の人が見学等を行っているため、内装や展示品の家具などに傷や汚れがつくことも考えられます


さらに、宿泊体験で利用されたモデルハウスの場合は、トイレやバスルームなどの設備や家具、家電が使用されているため、新品の状態では受け取れないことも覚えておきましょう。


【購入デメリット3】人気物件は抽選になることもある

モデルハウスの販売はそれほど数が多くありません。モデルハウスの販売が告知されると、人気物件の場合は抽選になるケースもあります。抽選にはずれ、購入できなかった場合のことも想定しておくとよさそうです。


【購入デメリット4】分譲地のモデルハウスは立地を選べない

分譲地のモデルハウスは、すぐに住み始められることがメリットである一方、住宅の立地を選べないことがデメリットと言えます。分譲地のモデルハウス購入を検討するときは、住宅の設備や間取りだけでなく、立地や周辺環境もよく確かめておくことが大切です。


モデルハウス購入で失敗しないための注意点