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マイホーム計画を立てよう!流れや年齢別のポイント、注意点を解説

家選びネット公式 (ie-erabi.net) 2021-06-04
選び方

マイホーム計画を立てるとき「20代や30代で家づくりを始める場合のポイントが気になる」「ノートやアプリなどを使ったアイデアを知りたい」という方もいますよね。今回はマイホーム計画の大まかな流れと年齢別のポイント、予算検討時の注意点などを解説します。


マイホーム計画の流れとポイント


家選びネットのアンケートによると、初めての資料請求からマイホーム完成までの平均期間は、建売住宅だと7ヶ月、注文住宅だと12か月です。どのような段取りで家づくりを進めるとよいのか、マイホーム計画の流れとポイントを見てみましょう。


1.間取りなどの希望条件や予算を検討する

家を建てると決めたら、まずはマイホームに対する要望整理から始めましょう。具体的には以下のような項目が検討ポイントです。それぞれについて優先順位を決めておくと、家づくりを進めやすくなります。


<注文住宅か建売住宅か>

住宅の種類は、「注文住宅」と「建売住宅」に大別できます。注文住宅とは、自分の希望をすべて反映させられるオーダーメイド住宅のこと。土地と建物は別々で購入します。建売住宅とは、土地と建物がセットになった住宅のことで、間取りなどある程度設計プランが決められています。それぞれの特徴を比較して、どちらの住宅を選ぶか検討しましょう


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<間取りや部屋数>

部屋数や間取り、階数など住まいについて、譲れない条件があるか考えましょう。このとき、家族構成やライフスタイルのほか、将来の事も考えて要望を整理するようにしましょう。


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<立地条件>

マイホームの立地を検討することも大切です。まずは「実家からの距離」や「災害に強い地域」「行政サービスはどうか」などといった観点から、住みたい地域を決めるとよいでしょう。地域が決まったら「駅までは徒歩15分以内」「スーパーや病院が近い場所」など、より細かな要望を考えておくと、土地選びの際に役立ちます。


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<予算>

家づくりにかける予算はいくらでしょうか。マイホームを購入する際には、頭金(自己資金)と住宅ローンで賄うのが一般的です。収入などを目安に、無理のない返済ができるようおおよその資金計画を立てたいですね。


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2.土地や建築会社の情報収集をする

ある程度マイホームに対する要望が整理できたら、ハウスメーカーや工務店など建築会社の情報を集めます。注文住宅の場合は土地探しも並行して進めましょう。土地は、不動産会社に紹介してもらうほか、ハウスメーカーに依頼することもできます。


建築会社を検討する際は、インターネットで資料を請求したり、住宅展示場へ足を運んだりするとよいでしょう。最近では、家に居ながらオンラインでモデルハウスを見学できるサービスなどもありますよ。


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3.建築会社を決め、家づくりをスタート

手に入れた情報を整理し、住まいに対する要望を叶えられる建築会社を選びましょう。気になる建築会社が3社程度に絞れたら、見積もりを取って比較検討するのもおすすめです。依頼先が決まったら、契約後、詳細プランを決定します。住宅ローンの申し込みもこの時期に行い、本格的に家づくりがスタートとなります。


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マイホーム計画はいつから始める?年齢別のポイント


マイホーム計画をいつから始めるか悩んでいる方もいるでしょう。年代別の家づくりにおけるポイントを解説します。


20代のマイホーム計画

近年では、低金利で住宅ローンを借りられることから、20代でマイホームを持つ方も増えています。20代でマイホームを持つメリットは、返済期間を長く設定できるため、無理のない返済計画を立てやすいことが挙げられます。またマイホームという不動産を早い段階で手に入れられることで、心の余裕にもつながるのではないでしょうか。


一方で、まだ収入が少ない時期に住宅ローンを借りると、借入可能額が少なくなる傾向があります。20代はこれから先の人生も長く、転勤や離婚など予期せぬことが起きる可能性があることも頭に入れて家づくりを検討したいですね。


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30代のマイホーム計画

30代は家族構成や仕事などが安定してくる方も多く、ライフプランに配慮した家づくりがしやすい時期です。20代からコツコツ貯金をしていれば、ある程度の自己資金を準備出来る方もいるでしょう。子供がいる場合には、入学や進学などのライフイベントや教育費のことを考えて、住宅ローンの返済計画を立てることが大切です。


40代のマイホーム計画

40代でのマイホーム購入は遅すぎるのでは、と考えている方もいるかもしれませんね。住宅ローンの返済が心配な方もいるかもしれませんが、ある程度、頭金として出せるお金を貯めておけば、住宅ローンの負担が軽くなります。


20代30代に比べ、将来の見通しも立てやすく、安心して長く住めるマイホームを手に入れやすい年代と言えるでしょう。バリアフリー住宅を検討するなど、老後のこともしっかり見据えたマイホーム計画を建てられるとよいのではないでしょうか。


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マイホームの資金計画を立てるときの注意点


マイホームの予算を考えるときには、どのようなことに注意するとよいのでしょうか。ここでは、資金計画を立てる際のポイントを解説します。


頭金は生活予備費などを考慮して検討する

頭金(自己資金)の平均額は、物件価格の10~20%が多いようです。頭金をいくら出せるのか検討する際は、生活予備費や、登記費用など現金での支払いが必要な諸費用にも配慮しましょう。


生活予備費とは、病気や転職など何らかの事情で収入が減ってしまった場合に、生活するためのお金です。一般的な会社員の場合、手取り月収の3~4カ月分程度の貯蓄があると安心でしょう。


住宅ローンは無理のない返済計画を立てる

マイホームの予算で大きな金額を占めるのが住宅ローンです。住宅ローンは毎月の返済額から逆算して借入総額を決めるのがおすすめです。夫婦が共働きの場合は、両者が借入人となるペアローンを組む方法もあります。


一般的に、返済額は年収の25%以下に抑えることが望ましいですが、家計の余裕度はそれぞれです。無理のない返済金額がいくらか、営業担当者と相談しながら検討しましょう。


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マイホーム計画を立てるときに役立つアイテムを紹介


マイホーム計画を立てるときに役立つアイテムや工夫できるポイントをご紹介します。


家づくりノート

マイホーム計画で、住まいの要望整理をするときにおすすめなのが、ノートの作成です。ノートなら、家族みんながいつでも見直すことができるためです。「カーポートを設置したい」「トイレは2カ所欲しい」など思いついたままに書きだすことで、意外なアイデアが生まれるかもしれません。実際に家づくりをスタートさせ、営業担当者と相談する際にも便利に活用できるでしょう。


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シミュレーションアプリ

近年では、マイホーム計画に役立つアプリも充実しています。アプリの中には、間取りや外観をシミュレーションしながら、3D画面で立体的に確認できるものもあり、設計を考える上で役立ちます。


ハウスメーカーの住宅展示場に見学へ行くのもおすすめ