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住みやすい家の間取りとは?工夫や家づくりのポイントを解説

家選びネット公式 (ie-erabi.net) 2022-04-13
間取り・設備

「住みやすい家の間取りを取り入れたい」「老後、高齢者になっても住みよい家を持ちたい」という希望を持つ人もいますよね。今回は、住みやすい家の間取りや設計のポイントをご紹介します。ライフスタイルやライフステージにあわせて必要な条件をリストアップし、理想のマイホームを実現しましょう。


住みやすい家とは?ライフスタイルごとに定義はさまざま


マイホームを購入することになれば、誰もが「住みやすい家を建てたい!」と考えるもの。


「住みやすい家」の定義は、そこに暮らす家族の構成やライフスタイル、ライフステージによって異なりますが、家族のカタチが変化しても、末永く快適に住める家が理想ではないでしょうか。


今回は、現在から将来に渡って「住みやすい家」を実現するためのポイントを紹介していきます。


住みやすい家づくりに取り入れたい「2つの動線」


家づくりでは「動線」に配慮した間取りを検討することが大切です。動線とは、家の中で人が通るルートのことを指し、動線が短いほど快適に過ごせると言われています。ここでは住まいに「生活動線」と「家事動線」を取り入れる際のポイントを解説します。


生活動線:家族がスムーズに行き来できる動線

生活動線とは、生活をする上で人が通るルートを線にしたものです。具体的には、朝起きてトイレへ行く、着替えをする、ご飯を食べる、お風呂に入るなどの動きを表したものになります。


生活動線を考える際に工夫したいポイントは、動線が重ならないようにすること。そうすることで、朝などの忙しい時間帯でも家族がスムーズに家の中を移動できます。来客の多い家では、ゲストが使うスペースと家族が使うスペースを分けることで、過ごしやすい空間となるでしょう。


関連記事:生活動線から考える家の間取りのポイントを紹介!


家事動線:毎日の家事で効率的に動ける動線

家事動線とは、掃除や洗濯、料理などの家事全般において使うルートのことを指します。家事は毎日行うものなので、家事動線に優れていることは、住みやすい家の必須条件とも言えるでしょう。


水回りをまとめて配置したり、洗濯機の場所と干す場所を近くに配置したりするなど、家事を効率化できる工夫を取り入れたいですね。


関連記事:家事動線のよい間取りのポイント。家事が楽になる住まいの工夫とは


【事例紹介】住みやすい家を実現する「間取り」の工夫


住みやすい家を実現するためには、ライフスタイルに合わせた間取りの工夫を取り入れることもポイントです。ここでは、いくつかの間取り事例をご紹介します。


住みやすい家の間取り①思い思いの時間を過ごせるスペースを確保

家族が必要以上に干渉せず、リビングで思い思いのことをして過ごすスタイルが、近年増えています。リビングにゆるやかな仕切りを設けて、それぞれの趣味スペースを確保した間取りは、家族と適度な距離感を保てるという点でメリットがあります。お互いのプライバシーを確保できる間取りを取り入れてみてはいかがでしょうか。


住みやすい家の間取り②使う場所にあわせた収納スペースを設置

収納スペースは収納物を使う場所に設けると、利便性の高い住まいになるでしょう。シューズクロークやウォークインクローゼットなど、収納の取り入れ方はさまざまです。マイホーム設計時には、「どこで何を使うのか」を具体的にイメージしながら収納スペースを検討しましょう。


住みやすい家の間取り③LDKには多目的に活用できるスペースがあると便利

LDKは家族が一番長い時間を過ごす場所となります。住みやすい家にするためには、LDKで快適に暮らせるような間取りを検討しましょう。例えば、フローリングだけでなく小上がりや畳スペースを設けると、多目的な用途に使えて便利です。気持ちよく過ごせるよう、採光の取り入れ方にも配慮できるとよいですね。


住みやすい家の間取り④在宅ワークが可能なスペースも検討

近年、在宅ワークを行う人が増えています。マイホームには、仕事ができるスペースを設けることも検討するとよいでしょう。仕事とプライベートの切り替えが上手くできるような間取りをハウスメーカーと相談できるとよいですね。


関連記事:在宅ワークに適した間取りとは?一戸建てを新築するなら、在宅ワークに適した間取りを考えてみよう


高齢者が住みやすい間取り・設計のポイント


高齢者と住む家を建てるケースもあるでしょう。自身の老後のことを考えて、高齢になっても暮らしやすい家を検討したい、という方もいるのではないでしょうか。ここでは、高齢者が住みやすいバリアフリーの間取りや設計についてポイントを解説します。


段差は極力なくそう

高齢者が安心して暮らすためには、段差を極力なくした家づくりが望ましいでしょう。特に、家族みんなの憩いの場である「リビング」や出入りに使う「玄関」は、車椅子でもスムーズな移動ができるような配慮ができるとよいですね。


廊下は広めに。手すりを設ける事も大切

廊下は、介護者と2人で歩くことや車椅子を使うことを想定して広めにとるとよいでしょう。手すりを設けて、歩きやすい環境を整えることも大切です。後から手すりを設けたい場合は、新築時点で壁に手すり用の「下地」を入れておくと、リフォームしやすくなります。


トイレの配置・広さにも配慮する

トイレへの行きやすさに配慮した間取りを検討することもポイントです。暮らし方に合わせて、寝室の近くや、居室内にトイレを設けることを検討しましょう。間取りは広めにとり、手すりを設けておくことで、高齢になっても安心して利用できます。


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