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新築住宅「こうすればよかった」と後悔しない家づくり。失敗体験談を紹介

家選びネット公式 (ie-erabi.net) 2021-03-02
選び方


新築住宅購入後「もっとこうすればよかった」と後悔する方もいるようです。同じような失敗をしないためには、後悔した方の声を参考にするのも一つの手。今回は、住宅会社選びから建築までのプロセスにおける住宅購入者の経験談をご紹介します。ぜひ家づくりの参考にしてみてください。


新築購入後「こうすればよかった」と後悔する人もいる


新築住宅は高い買い物なので、後悔のないように建てたいもの。しかし、多くの方にとって初めての家づくりでは、「もっとこうすればよかった」という後悔や失敗の声も聞かれます。


後悔のない新築住宅を建てるためには、住宅購入者の声を参考にするのも一つの手ではないでしょうか。ここからは、マイホーム購入のプロセス毎に「こうすればよかった」の声をピックアップしてご紹介します。


住宅会社選びでの後悔


マイホーム購入のスタートは住宅会社選びからという方も多いでしょう。ハウスメーカーや工務店など数多くの住宅会社の中から、自分にぴったりの依頼先を選べるとよいですが、住宅会社選びで失敗したという方もいるようです。


もっと時間をかけて住宅会社を選べばよかった

「モデルハウスの印象で住宅会社を決めました。うちは天井勾配を取り入れたかったのですが、打ち合わせをしていくうちに、採用できないことが分かりました。理想的な家づくりのために、もっと慎重な住宅会社選びをすればよかったと後悔しています」


住宅会社にはそれぞれ特徴があり、得意な家のタイプも異なります。一つの住宅会社だけ見て決めるのではなく、複数の住宅会社を比較検討した方が、ご自身の理想にぴったりの住宅会社が見つかるかもしれません。


営業マンとしっかりコミュニケーションをとればよかった

「担当の営業マンとのやりとりで判断に迷った際、営業マンの方が知識を持っていることもあり、こちらが妥協してしまうことが多くありました。あとになって、もっと丁寧にやりとりすればよかったと後悔しています」


ハウスメーカーなどの住宅会社と契約したら、担当の営業マンと設計から建築までお付き合いをすることになります。些細なことでもしっかりコミュニケーションをとり、後々後悔することがないようにしたいですね。


関連記事:ハウスメーカー営業マンとは。トラブルにならない付き合い方


新築検討時の「お金・設計」に関する後悔


新築を購入するお金は、自己資金と住宅ローンで賄う方がほとんどです。家づくりでは多額のお金が必要となるため、予算とのバランスを考えて住まいを検討する必要があるでしょう。お金や設計に関して、どのような後悔の声があるのかご紹介します。


予算内に収まるよう優先順位を明確にしておけばよかった

「家づくりを進めるうちに、当初予算を500万円もオーバーしてしまいました。注文住宅は間取りや設備を選べますが、優先順位を明確にして予算内に収まるよう努力すべきだったと思っています」


注文住宅の設計を考えていくうちに、「いつの間にか予算オーバーしてしまった」という話はよく聞かれます。予算オーバーしてしまいそうな場合でも、間取りや設計を変えることでコスト削減を図ることは可能です。早めに営業マンと相談し、納得できる家づくりができるとよいですね。


関連記事:マイホームの予算はいくら?予算オーバーを解消するポイントを紹介


住宅ローンの借入額について、もっと検討すればよかった

「新築を購入する際に組んだ住宅ローンの返済が大変です。少し背伸びして借入額を増やしてしまったことを後悔しています」


住宅ローンを組む場合には、返済シミュレーションをして、毎月の返済に困ることがないようにしたいですね。家族のライブステージなども考慮するなど、長期的な視点で資金計画を立てられるとよいのではないでしょうか。


関連記事:住宅ローン返済額の目安は?返済計画のポイントやシミュレーションについて


掃除のしやすさを考えて、家具の大きさや配置を決めておけばよかった

「新築建築後に家具や家電を購入しましたが、家具と家具の間に隙間ができてしまうなど、うまく配置できなかった場所があります。住宅設計の時点で、家具や家電の配置を細かく決めておけばよかったと思っています」


新築の家で搬入した家具を上手く配置できない、といった失敗は避けたいところ。家具と家具の間に不要な隙間があると、見た目がよくないだけでなく、掃除も大変です。後から家具を購入する場合でも、幅や高さなどをしっかり確認しておき、住まいにぴったりの家具選びができるとよいですね。


新築建築時の「設備」に関する後悔


注文住宅にどのような設備を取り入れるか、迷う方もいるのではないでしょうか。ここでは「こうすればよかった」と考えている方が多い設備に関する後悔をご紹介します。


床暖房を取り入れればよかった

「予算を削るために、床暖房を採用しませんでした。しかし、知人の家に遊びに行くと、思いのほか床暖房が心地よく、床暖房を設置しておけばよかったと後悔しました」


床暖房は人気のある設備の一つです。そもそも床暖房を設置すれば良かったという声のほか、「リビングだけに床暖房をつけたが、ダイニングやキッチンなどもっと広い範囲に取り入れれば良かった」と言った声も聞かれるなど、床暖房の使い心地に魅了される方は多いようです。


関連記事:マイホームに床暖房は必要?メリット・デメリットや設置時の注意点を紹介


食器洗い乾燥機を設置すればよかった

「新築当初は3人家族だったため、食器洗い乾燥機は必要ないと思い設置しませんでした。今は家族が増えたこともあり、新築時に見た目がすっきりするビルトイン食洗機を設置しておけばよかったと感じています」


近年、食器洗い乾燥機が標準装備となっている住宅会社も多いでしょう。ビルトイン食洗機は、後付けも不可能ではありませんが、新築時の方がデザイン性などに配慮した、ピッタリのものを設置できます。新築時に食器洗い乾燥機を設置するかどうかは、将来のことも考えて検討するとよいでしょう。


太陽光発電システムを設置すればよかった

「太陽光発電システムは導入コストがかかるので設置しませんでした。しかし、光熱費の負担が減ったり、売電できたりするメリットもあるので設置すればよかったと後悔しています」


太陽光発電システムは初期費用として、平均150万円前後かかるといわれています。しかし、太陽光発電で得た電気は、家庭内で使うことができるほか、余った電力は蓄電池に貯めて電力会社に売ることが可能です。予算とのバランスを考えて、検討してみるとよいでしょう。


関連記事:太陽光発電のメリット・デメリット。売電やマイホームへの設置費用


収納スペースをもっと作っておけばよかった

「新築時には余裕のあった収納スペースですが、子どもが成長するつれてモノが増え、今では収納する場所が足りなくなってしまいました。もっと、収納スペースを作っておけばよかったです」


新築の住まいにどのくらいの収納スペースの作るかは悩みどころの一つかもしれません。現在の家族構成で必要な収納スペース考えるのではなく、これからの家族計画も頭に入れて、余裕をもった収納スペースをつくっておくと安心でしょう。


コンセントの配置や数に配慮すればよかった

「新築に住み始めて、『使いたい場所にコンセントがない』と感じることが多いです。コンセントの数や配置にもっと配慮すべきだったと感じています」


注文住宅を建てる際、間取りや大きな設備に注目してしまいがちですが、実際に住み始めると、コンセントの配置や設置した数に失敗したという声がよく聞かれます。コンセントの配置は設計士任せにするのではなく、ご自身の生活に合わせて数や位置を決めることが重要です。


新築建築時の「間取り」に関する後悔


生活動線や家事動線をもっと検討すればよかった

「営業マンにおすすめされるまま、間取りを決めました。実際に生活してみると、玄関からキッチンまでが思ったより遠く、毎日買い物の荷物を運ぶのが大変です。もっと動線に配慮すればよかったと後悔しています」


動線に配慮がない家だと、毎日の暮らしでストレスが溜まってしまいます。より快適に過ごすためにも、生活動線や家事動線に配慮した家づくりをしたいですね。


関連記事:家事動線のよい間取りのポイント。家事が楽になる住まいの工夫とは


関連記事:生活動線から考える家の間取りのポイントを紹介!


将来のことも考えて、部屋数を決めればよかった

「3LDKにしましたが、新築時より子どもが増えて、自分の部屋がなくなってしまいました。家族計画もしっかり検討し、それを家づくりに反映すべきでした」


一般的な家庭の場合、3LDKまたは4LDKの間取りとする場合が多いようです。間取り検討時には、現時点だけでなく将来的な部屋の使い方も考えておくと安心でしょう。部屋数に悩む場合は、大きめの部屋を作っておき、必要に合わせて間仕切りで仕切るといったアイデアもありますよ。


新築時に「やっておけばよかった」と後悔をしない、満足のできる家づくりをしよう


今回は新築時に「やっておけばよかった」と後悔した方の体験談をご紹介しました。理想的の住まいは人それぞれ異なるため、失敗の声を参考にしながら家族でしっかり話し合ってみてはいかがでしょうか。


気になることや悩むことは、家づくりの専門家である営業マンに相談するのもおすすめ。きっとよいアドバイスをもらえるでしょう。後悔のないようにマイホームを購入できるとよいですね。

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